映画「John Wick – ジョン・ウィック」は、2014年に公開されたアメリカのアクション映画で、主演はキアヌ・リーブスが務めました。映画はチャド・スタエルスキとデビッド・リーチが共同で監督し、新たなアクション映画のスタイルで注目を浴びました。
物語は、元殺し屋の主人公ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)が、愛する妻が亡くなった後に彼女から贈られた子犬を殺され、更には彼の車も奪われるという過酷な状況から始まります。ジョン・ウィックは、かつての仕事仲間に復讐するために、裏社会へ戻ることを決意します。
映画は非常に洗練されたアクションシーンや独自の世界観、キアヌ・リーブスの圧倒的な演技で高く評価され、シリーズとして続編が制作されることとなりました。『ジョン・ウィック』はアクション映画ファンにとって注目すべき作品の1つとなった第1作目です。
映画の主な撮影場所は、アメリカとカナダにあります。映画の多くのシーンがニューヨーク市で撮影されました。特にアクションシーンや街中の追跡などが、ニューヨークの様々な場所で展開されています。また、一部の屋内シーンやスタジオでの撮影がカナダのモントリオールで行われました。撮影スタジオやセットでのアクションシーンなどがここで制作されました。
あらすじや主演キャストなどは他のサイトでも確認出来るので、このコンテンツでは映画「John Wick – ジョン・ウィック」を英語で見るための英単語リストもまとめてありますので、ぜひご利用ください!
ジョン・ウィックの動画、名言
ジョン・ウィックの名言・名セリフと日本語訳
映画「ジョン・ウィック」を見て、心に残るシーン・セリフは人それぞれあると思いますが、ここでは名言・名セリフと言われる言葉とその日本語訳を紹介します。
”John will come for you. And you will do nothing… because you can do nothing. So get the fuck out of my sight.”
「ジョンはおまえを狙う。そしてお前には何もできないだろう… なぜなら何もできないからだ。だから、俺の前から消えろ。」
息子のヨセフは自分ならジョンを殺すことができると訴えるが、ジョンの実力を知るヴィゴが息子をなだめるように、そして突き放すように言う名言がこちら。
若気の至りにしては少々やり過ぎてしまった、手を出す相手を間違えたといったシーンでしょうか。本当に恐ろしさを知っているからこそのこのセリフ、トーンなのでしょうね。
”I’d like to make a dinner reservation for 12.”
「12時にディナーの予約をしたい。」
ジョンがヴィゴの手下を殺した後に電話で言う名セリフがこちら。
「ディナー」とは殺し屋業界の隠語で、死体処理を意味している。掃除屋が淡々と作業をこなし、去り際にまた会えるか、と聞くシーンがシュールでとても良いです。
”Victor’s dead. Everything’s got a price.”
「ヴィクターは死んだ。すべての行いには代償が生じる。(ロシア語)」
ナイトクラブでジョンからの襲撃にあったヨセフは、自分の警備のヴィクターに始末を頼み、命からがら逃げ出した、その後ヴィクターに電話をかけるが、出たのはジョンだった。その時のジョンの名言がこちら。
これはもうヤられなって恐怖に怯えるでしょうね。どんなに逃げても追いかけてくる。まるでターミネーターの警官T-1000みたいに。
ジョン・ウィックに出てくる英単語
映画にはジョン・ウィックが所属する殺し屋たちの社会に関する特有の隠語やスラングが映画の独自性を際立たせていますが、素晴らしい映画なのでぜひ英単語リストにも目を通し、英語字幕、字幕なしでの鑑賞にもチャレンジしてみてください!
全ての英単語数:約2,813個
英単語の種類:約786種類
チェックしておく英単語リスト:58個
この単語リストを先にチェックしておけば、映画「ジョン・ウィック」に出てくる英語も自然に聴こえてきますよ!
alongside[əl`ɔːŋsάɪd] : そばに、並んで、一緒に、横付けに、舷側に
artwork[ˈɑˌrtwɝk] : 手工芸品の製作、手工芸品、アートワーク
audacity[ɔːdˈæsəṭi] : 豪胆、豪放、ずぶとさ、厚かましさ、大胆さ、厚かましくもこと、大胆な行為
baser[ˈbesɝ] : baseの比較級。基部、 底、 土台
bathhouse[***] : (公衆)浴場、(海水浴場などの)更衣所
blackmail[ˈblæˌkmel] : ゆすり、恐喝(きようかつ)(で得た金品)
boogeyman[búːgimæn] : ブギーマン、子取り鬼◆悪い子どもをさらっていくといわれている。
boroughs[ˈbɝˌoz] : boroughの複数形。(いくつかの州での)自治町村
bounty[bάʊnṭi] : 博愛、寛大、惜しみなく与えられた物、賜物 (たまもの)、(政府の)奨励金、(害獣退治などの)報奨金、賞金
brazen[bréɪzn] : 真ちゅう(製)の、真ちゅう色の、耳障りな、騒々しい、厚かましい
cardinal[kɑ́rdnəl] : きわめて重要な、基本的な、主要な、深紅の、緋(ひ)の
chopper[ˈtʃɒp.ə] : (なた・おのなどで)ぶち切る人、なた、おの、肉切り包丁、ヘリコプター、(改造)オートバイ、歯、入れ歯、チョッパー、高くバウンドする打球
cocksucker[ˈkɑˌksʌkɝ] : 卑しい人;フェ⚪︎チオをする人
compensation[kὰmpənséɪʃən] : 償い、賠償、代償、埋め合わせ、埋め合わせになるもの、代償物、補償金、報酬、代償(作用)
condolences[kənˈdoʊlənsəz] : condolenceの複数形。悔やみ
continental[kὰnṭənénṭl] : 大陸の、大陸性の、(英国風に対して)ヨーロッパ大陸風の、(米国独立戦争当時の)アメリカ植民地の、北米(大陸)の
cursed[kˈɚːsɪd] : のろわれた、たたられた、のろうべき、いまいましい、(…で)苦しんで、持って
dole[dóʊl] : 施し物、分配物、わずかなもの、失業手当
grievances[ˈgrivʌnsʌz] : grievanceの複数形。(特に、 不当な扱いに対する)不平(の原因)、 不満(の種)
grieve[gríːv] : (…で)深く悲しむ、深く悲しむ、心痛する
happenstance[hǽpənstæ̀ns] : 思いがけない出来事、偶発事態
helipad[héləp`æd] : ヘリポート
incurring[ˌɪˈnkɝɪŋ] : incurの現在分詞。(ある行為の結果として)負う、 受ける、 招く
infecting[ˌɪˈnfɛktɪŋ] : infectの現在分詞。病気をうつす、 感染させる
kibble[ˈkɪbʌl] : キブルでつり上げる(鉱山での作業に使うバケツ)
lest[lést] : …しないように、するといけないから、…しはすまいかと
leverage[lév(ə)rɪdʒ] : てこの力、てこ装置、(目的達成のための)効力、影響力、借入資本利用
loomed[lumd] : loomの過去形、または過去分詞。織機、 機(はた)
losef[***] : スラング:負ける
marginal[mάɚdʒɪnl] : 周辺的な、あまり重要でない、わずかな、欄外に書いた、限界の、ぎりぎりの、最低の、わずかな得票差で得た、生産力が(ほとんど)ない
misdeeds[mɪˈsdidz] : misdeedの複数形。悪事、 悪行、 犯罪
misery[míz(ə)ri] : みじめさ、悲惨、(精神的・肉体的な)苦痛、苦しみ、苦悩、(数々の)苦難、不幸、不平家、ぐちを言う人
mold[móʊld] : (溶かした材料を入れて形を造る)型、鋳型、(石工・れんが積み用の)形板、(料理用の)流し型、ゼリー型(など)、型に入れて作ったもの、鋳物、ゼリー(など)、性質、性格
nicked[nɪkt] : nickの過去形、または過去分詞。ニック
parlance[pάɚləns] : (…な)話しぶり、口調、語法
penal[píːnl] : 刑罰の、刑事上の、刑法の、刑罰の対象となる、苛酷な
pinky[ˈpɪŋki] : 小指、小さい
potentially[‐ʃəli] : 潜在的に、もしかすると
premises[ˈpɹɛməsiːz] : premiseの三人称単数現在。premiseの複数形。(推理を行なう時の結論の基礎となる)前提、 根拠
priceless[ˈpraɪslʌs] : 値踏みのできない、きわめて貴重な、とてもおもしろい、すごくばかげた
relentless[rɪˈlɛntlɪs] : 冷酷な、情け容赦のない、(…に)容赦なくて
revoked[rɪˈvokt] : revokeの過去形、または過去分詞。取り消す、 廃止する、 無効にする、 解約する
rhyme[rάɪm] : 韻、脚韻、押韻(おういん)、同韻語、押韻詩、韻文
semblance[sémbləns] : 外形、外観、見せかけ、風(ふう)、装い、類似、似通い
sheer[ʃíɚ] : まったくの、本当の、ごく薄い、透きとおるような、切り立った、険しい
stash[stˈæʃ] : こっそりしまう、隠す、蓄える
stitches[ˈstɪtʃɪz] : stitchの三人称単数現在。stitchの複数形。(縫い物・刺繍などの)ひと針、 ひと縫い、 ひと編み、 ひとかがり
stranded[ˈstrændɪd] : strandの過去形、または過去分詞。座礁させる
sway[swéɪ] : (…を)(前後・左右に)ゆすぶる、振り動かす、体をゆさぶる、(…を)(…に)傾ける、(…の)意見を動かす、(…を)左右する、(…を)支配する、統治する
swift[swíft] : 速い、迅速な、つかの間の、即座の、すぐして、(…し)やすくて
thine[ðɑɪn] : なんじのもの
timely[tάɪmli] : 時を得た、折よい、ちょうど間に合った
unalone[***] : 孤独ではない
unleashed[ʌˈnliʃt] : unleashの過去形、または過去分詞。革ひもをはずす、 (…の)束縛を解く、 (…を)解放する、 自由にする
unseasonably[ʌˈnsizʌnʌbli] : 折悪しく、時ならず
unwise[`ʌnwάɪz] : 知恵のない、賢くない、あさはかな、無分別で、あさはかで
vault[vˈɔːlt] : アーチ形天井、アーチ形天井のようなおおい、(食料品・酒類などの)地下貯蔵室、(地下)金庫室、(銀行などの)貴重品保管室、(教会・墓所の)地下納骨所
vulnerable[vˈʌln(ə)rəbl] : 攻撃されやすい、すきだらけで、弱くて、傷つきやすい、感じやすい、弱みのある、受けやすくて
ジョン・ウィックの登場人物、キャスト、監督、脚本等
映画はもちろん監督や脚本も重要ですが、なんといっても誰がどの役を演じるのか、それが作品の良し悪しを大きく左右すると言っても過言ではないですよね。映画「ジョン・ウィック」では、登場人物に以下のような俳優が配役され、出演しています。
ジョン・ウィック役 | キアヌ・リーブス |
ヴィゴ・タラソフ役 | ミカエル・ニクヴィスト |
ヨセフ・タラソフ役 | アルフィー・アレン |
アヴィ役 | ディーン・ウィンタース |
グレゴリ役 | オマー・バーネア |
ヴィクター役 | トビー・レナード・ムーア |
キリル役 | ダニエル・バーンハード |
クズマ、ニコライ役 | キース・ジャーディン、タイット・フレッチャー |
フランシス役 | ケビン・ナッシュ |
マーカス役 | ウィレム・デフォー |
ミズ・パーキンズ役 | エイドリアンヌ・パリッキ |
ウィンストン役 | イアン・マクシェーン |
シャロン役 | ランス・レディック |
アディ役 | ブリジット・リーガン |
ヘレン・ウィック役 | ブリジット・モイナハン |
監督、脚本等その他の情報は以下の通りです。
監督 | チャド・スタエルスキ デヴィッド・リーチ |
脚本 | デレク・コルスタット |
製作 | ベイジル・イヴァニク デヴィッド・リーチ エヴァ・ロンゴリア マイケル・ウィザリル |
製作総指揮 | キアヌ・リーブス |
音楽 | タイラー・ベイツ ジョエル・J・リチャード |
撮影 | ジョナサン・セラ |
編集 | エリザベート・ロナルズ |
配給 | サミット・エンターテインメント ポニーキャニオン |
公開 | 2014年10月24日(日本:2015年10月16日) |
上映時間 | 101分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
製作費 | $20,000,000 |
興行収入 | $88,761,661(日本:3億3100万円) |
次作 | ジョン・ウィック:チャプター2 |
ジョン・ウィックの見どころ
洗練されたアクションシーン:映画は非常に洗練されたアクションシーンで満たされています。特にキアヌ・リーブスが演じるジョン・ウィックの戦闘スタイルは迫力満点で、緻密な振り付けと迅速なアクションが大きな見どころ1つです!
独自の世界観:映画は独自の殺し屋たちの社会や法則が存在する特異な世界観を描いています。それに伴うバックストーリーや設定が興味深く、見ている人を引き込みますね。
キアヌ・リーブスの演技:キアヌ・リーブスが主演することで、物語に深みと情熱が加わります。彼のクールでカリスマ的な演技が映画を支えていることは間違いないでしょう。
優れた映像美:映画は洗練された映像美が特徴で、特にアクションシーンや街中の追跡が見事に捉えられています。映像的な魅力の1つであり見どころです。
シンプルで効果的なストーリー:映画のストーリーはシンプルで分かりやすいものの、効果的に展開されています。視聴者は主人公の復讐劇に引き込まれていくことでしょう。
その他にも様々な見どころや魅力的な要素が組み合わさり、『ジョン・ウィック』はアクション映画の新たなスタンダードを打ち立てたとされ、映画ファンにとってこれからも魅力的な体験となるに違いないでしょう。
ジョン・ウィックの主題歌、挿入歌等
曲名:Think(ティンク)
アーティスト名:Kaleida(カレイダ)
クラブのシーンで使用され、特に主人公が暴れまわるアクションシーンで印象的に使われました。このエレクトロポップのメロディーが、次々と人が倒れていくシーンと相まって、不思議な興奮と静けさを感じさせていますね。
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