映画「The Sixth Sense – シックス・センス」は、1999年に公開されたアメリカのサイコロジカルなミステリー映画です。監督はM・ナイト・シャマランで、主演はブルース・ウィリスとハーレイ・ジョエル・オスメントが務めました。
物語は、幼い少年コール(ハーレイ・ジョエル・オスメント)が「死者と会話ができる能力」を持っていることから始まります。彼の能力は、亡くなった人々の霊とコミュニケーションをとることができるというものです。コールは、精神的に追い詰められた心理学者マルコム(ブルース・ウィリス)に助けを求めます。マルコムは、コールの能力を信じながらも、彼の過去と向き合いながら共に成長していくというストーリーが描かれます。
独特な雰囲気と予測不能な展開で観客を魅了し、批評的にも商業的にも成功を収めました。特に映画の結末には大きな驚きがあり、そのサプライズエンディングは多くの人々に強い印象を与えましたね。
映画の主な撮影場所は、アメリカのフィラデルフィアとなっています。フィラデルフィアの街並みや建物が映画の舞台として使用され、映画の中で重要なシーンとして、コールが訪れる教会の場面も撮影されたとのことです。
あらすじや主演キャストなどは他のサイトでも確認出来るので、このコンテンツでは映画「The Sixth Sense – シックス・センス」を英語で見るための英単語リストもまとめてありますので、ぜひご利用ください!
シックス・センスの動画、名言
シックス・センスの名言・名セリフと日本語訳
映画「シックス・センス」を見て、心に残るシーン・セリフは人それぞれあると思いますが、ここでは名言・名セリフと言われる言葉とその日本語訳を紹介します。
”I was thinking you’re nice… but you can’t help me.”
「こう思ってる、あなたはいい人だけど… 僕を救えない。」
マルコムはコールの自宅を訪ね、彼と話をすると、コールにはある秘密があることを知る。さらに学校では見たままの絵を描いたことで大騒ぎとなり、それ以降は当たり障りのない絵を描くようになったと。その後の2人の会話の中で、コールがマルコムに対し、今自分が何を考えているかと思うと。マルコムは正直に分からないと答えた後のコールの名言。
なんだか精神科医であれば、少しは考えて答えようとしそうだが、マルコムは正直に答えた。それでコールはこんな風に言ったのだろうが、なんだか寂しい言葉ですよね。
”I see dead people.”
「死んだ人が見えるんだ」
コールの姿にヴィンセントを重ねたマルコムは、彼に受け入れてもらおうと必死になり、会話を重ね、コールもやがて心を開き、誰にも言っていなかった秘密を彼に打ち明けた。その名言がこちらだ。
このセリフの後、マルコムはあれ程必死だったのにも関わらず、自分では到底手に負えないものと考え、治療を断念しようとするも、コールから信じてほしいと懇願される。やはり虚言癖があるとでも思ったのだろうか。それでは何に必死なっていたのか。
”Why did you leave me?” ”I didn’t leave you.”
「どうして私を置いて行ったりしたの?」「置いて行ったりなんかしてないよ。」
ある少女の霊との出会いで、コールは自分の能力の意義に気付いたことで、今までの悩みを克服し、うまく付き合っていく方法を見つけた、そこでマルコムはもう大丈夫だろうと治療を終えた。逆に妻との仲を相談した時にコールから「寝ているうちに話しかけて」と言われ、居眠りをしていた妻にそっと話しかける。その時の2人の名セリフがこちらだ。普通の会話のようにも聞こえるが、妻アンナの手にはマルコムの結婚指輪が。
衝撃の事実を知り、ショックだったのだろうが、コールの悩みを改善させ、妻との関係の事実を知れたことで癒されることが出来たのだろう。仮に本当に霊が存在するとして、亡くなってしまった事実も、癒されることもなく彷徨っているとしたら、どんなに切ないことだろう。
映画のタイトルにもなっている「第六感(霊感)」は、特に信じることも否定もしないが、それで仮に彷徨っている人が癒されるとしたら、そのような能力はあったら良いなとも思いますね。
シックス・センスに出てくる英単語
主人公の1人であるブルース・ウィリス演じるマルコム・クロウが精神科医のため、少し専門的な単語も出てきますが、それよりも第六感やミステリー、ヒューマンドラマに、焦点が置かれているため、英語としては一般的な会話が多いです。ジャンルとして苦手な方もいるかとは思いますが、少年のコール・シアーを演じたハーレイ・ジョエル・オスメントを天才子役として世に知らしめた名作は必見です!ストーリーが気に入ったら、ぜひ英単語リストにも目を通し、英語字幕、字幕なしでの鑑賞にもチャレンジしてみてください!
全ての英単語数:約5,165個
英単語の種類:約1,071種類
チェックしておく英単語リスト:64個
この単語リストを先にチェックしておけば、映画「シックス・センスに出てくる英単語」の英語も自然に聴こえてきますよ!
abuse[əbjúːz] : 乱用する、悪用する、裏切る、(…を)口汚くののしる、(…を)虐待する、酷使する、そまつに扱う
assessed[ʌˈsɛst] : assessの過去形、または過去分詞。(…と)評価する、 査定する
battalion[bətˈæljən] : 大隊、大部隊、大勢、大群
bestows[bɪˈstoz] : bestowの三人称単数現在。授ける、 贈る
bruises[ˈbruzʌz] : bruiseの三人称単数現在。bruiseの複数形。打撲傷、 打ち身、 傷あと
bumblebee[ˈbʌmbʌˌlbi] : マルハナバチ
butt[bˈʌt] : (武器・道具などの)太い方の端、(やりの)石突き、(銃の)台尻、床尾、(釣りざおの)さお尻、手元、樹木の根元、葉柄の基部、丸太切れ、残片
chestnut[tʃésn`ʌt] : クリの実、クリ(の木)、セイヨウトチノキ、クリ材、くり色、くり毛(の馬)、陳腐な話、古くさいしゃれ
citation[sɑɪtéɪʃən] : (章句・判例・例証の)引証、引用、引用文、(事実・例などの)列挙、言及、(殊勲を立てた軍人の名前などを)公報中に特記すること、感状、表彰、召喚、召喚状
coffins[ˈkɔfɪnz] : coffinの三人称単数現在。coffinの複数形。棺、 ひつぎ
compassionate[kəmpǽʃənit] : 哀れみ深い、情け深い、同情的な
corporal[kˈɔɚp(ə)rəl] : 身体の
courthouse[ˈkɔˌrthaʊs] : 裁判所、郡庁舎
curse[kˈɚːs] : (人などに災い・不幸がふりかかるようにと)のろう、ののしる、(…に)悪態をつく、苦しめる、悩ます、破門する
cursed[kˈɚːsɪd] : のろわれた、たたられた、のろうべき、いまいましい、(…で)苦しんで、持って
dedication[dèdɪkéɪʃən] : 献身、専念、奉納、献納、献呈、献呈の辞
disorder[dìsˈɔɚdɚ] : 無秩序、混乱、乱雑、(社会的・政治的な)不穏、騒動、騒乱、(心身機能の)不調、障害、(軽い)病気
dispatched[dɪˈspætʃt] : dispatchの過去形、または過去分詞。(…へ)急派する、 特派する、 (…へ)発送する
dungeon[dˈʌndʒən] : (城内の)地下ろう、土ろう
forge[fˈɔɚdʒ] : (鍛冶(かじ)場の)炉、鍛冶場、鉄工所
fountain[fάʊntn] : 噴水、噴水池、噴水盤、噴水塔、泉、水源、源泉、根拠
hail[héɪl] : あられ、ひょう、(…の)雨
hallucinations[hʌˌlusʌˈneʃʌnz] : hallucinationの複数形。幻覚
hooray[hʊréɪ] : やんや、得たり、よいやよいや、マンセー、ウラー、フレー、やりー
hospitalization[hὰspɪṭəlɪzéɪʃən] : 入院(加療)、入院期間
improv[ˈɪˌmprɑv] : 《口語》即興
initially[‐ʃəli] : 初め(のうち)は、最初(のうち)は
lance[lˈæns] : (昔槍(そう)騎兵が用いた)槍(やり)、槍騎兵、(魚・クジラなどを突く)やす、ランセット
lawmakers[ˈlɔˌmekɝz] : 法律を作成、修正、廃止する人々
lenses[ˈlɛnzʌz] : lenseの複数形。レンズ
lottery[lάṭəri] : くじ引き、富くじ、福引き、抽選、運次第のもの、運
mannerisms[ˈmænɝˌɪzʌmz] : mannerismの複数形。(話し方・身ぶり・動作などの)独特の癖
manure[mənúər ] : 肥料、肥やし
medication[mèdəkéɪʃən] : 薬物治療、薬、薬品
morir[****] : スペイン語:死ぬ
mountaintop[ˈmaʊntʌˌntɑp] : 山頂
mousse[múːs] : ムース、泡立てた生クリームにゼラチン・砂糖・香料などを加えて凍らせたデザート、肉や魚のすり身に泡立てた卵白・生クリームを加えて型に入れた料理
mug[mˈʌg] : マグ、大型カップ、マグ 1 杯、顔、口、(だまされやすい)ばか、だまされやすい人、悪党、ごろつき、ちんぴら
paranoia[p`ærənˈɔɪə] : 偏執病、妄想(もうそう)症、パラノイア、病的な疑り深さ
pathologies[pʌˈθɑlʌdʒiz] : 病理学、病理、病態学、症状、病態
plainer[ˈplenɝ] : plain(明白な)の比較級
prescription[prɪskrípʃən] : (医師の)処方箋(せん)、処方薬、処方、規定(すること)、おきて、法規、訓令、(取得)時効
prickly[príkli] : とげだらけの、針のある、ちくちく痛む、怒りっぽい、やっかいな、めんどうな
procedural[prəsíːdʒərəl] : 手順の、手続き(上)の
province[prάvɪns] : (カナダ・オーストリア・スペインなどの)州、省、地方、いなか、(学問・活動の)範囲、領域、分野、職分、本分、管区
psychology[sɑɪkάlədʒi] : 心理学、(個人・群衆などの)心理、心理状態、(人の)性格、人となり、人の心を読む力、洞察力
quiero[****] : スペイン語:〜したい
recess[ríːses] : 休み(時間)、休憩(時間)、(議会の)休会、(学校の)休暇、(法廷の)休廷、奥まった所、(心の)奥(底)、隅、壁の凹んだ所、壁龕(へきがん)
sanctuary[sǽŋktʃuèri] : 神聖な場所、聖所、聖壇、至聖所、(逃げ込めば法律の力が及ばなかった中世の教会などの)聖域、避難所、(犯罪人・亡命者などの)逃げ込み場所、(教会などの)罪人庇護(ひご)権、(避難所が提供する)庇護、保護
schizophrenia[skìtsəfríːniə] : 精神分裂病
seizure[síːʒɚ] : 捕らえること、つかむこと、差し押さえ、押収、没収、強奪、(病気の)発作、(特に)脳卒中
soggy[sάgi] : ずぶぬれの、水浸しの、生焼けの、ふやけた、元気のない、だれた11
stuttering[ˈstʌtɝɪŋ] : stutterの現在分詞。どもる、 口ごもる
suppressant[səprésnt] : 抑制剤、抑制するもの
syrup[sˈɚːrəp] : シロップ、糖みつ、みつ、シロップ剤
timeless[ˈtaɪmlʌs] : 永遠の、時代を超越した
tizzy[tízi] : 興奮した混乱状態、取り乱した状態
tollbooth[ˈtoˌlbuθ] : (高速道路などの)料金(徴収)所
twirling[ˈtwɝlɪŋ] : twirlの現在分詞。(…を)くるくる回す、 振り回す
unrealistic[`ʌnrìːəlístɪk] : 非現実的な、非現実主義の
unusually[`ʌnjúːʒuəli] : 異常に、めったにないほど、一風変わって
westbound[ˈwɛˌstbaʊnd] : 西行きの
wiggin’[ˈwɪgɪn] : 叱責、ひどく叱ること
wrestler[ˈrɛsʌlɝ] : 組み打ちする人、レスリング選手、レスラー
シックス・センスの登場人物、キャスト、監督、脚本等
映画はもちろん監督や脚本も重要ですが、なんといっても誰がどの役を演じるのか、それが作品の良し悪しを大きく左右すると言っても過言ではないですよね。映画「シックス・センス」では、登場人物に以下のような俳優が配役され、出演しています。
マルコム・クロウ役 | ブルース・ウィリス |
コール・シアー役 | ハーレイ・ジョエル・オスメント |
アンナ・クロウ役 | オリヴィア・ウィリアムズ |
リン・シアー役 | トニ・コレット |
ヴィンセント・グレイ役 | ドニー・ウォルバーグ |
キラ・コリンズ役 | ミーシャ・バートン |
ショーン役 | グレン・フィッツジェラルド |
ヒル医師役 | M・ナイト・シャマラン |
ダレン 役 | ピーター・タンバキス |
トミー役 | トレヴァー・モーガン |
スタンリー・カニンガム役 | ブルース・ノリス |
監督、脚本等その他の情報は以下の通りです。
監督 | M・ナイト・シャマラン |
脚本 | M・ナイト・シャマラン |
製作 | フランク・マーシャル キャスリーン・ケネディ バリー・メンデル |
製作総指揮 | サム・マーサー |
音楽 | ジェームズ・ニュートン・ハワード |
撮影 | タク・フジモト |
編集 | アンドリュー・モンドシェイン |
製作会社 | ハリウッド・ピクチャーズ スパイグラス・エンターテインメント ザ・ケネディ/マーシャル・カンパニー |
配給 | ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ 東宝東和 |
公開 | 1999年8月6日(日本:1999年10月30日) |
上映時間 | 107分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
製作費 | $40,000,000[1] |
興行収入 | $672,806,292(日本:76億9600万円) |
配給収入 | 43億円 |
シックス・センスの見どころ
驚きのサプライズエンディング:この映画は、予測不能なストーリープロットと驚きの結末が最大の見どころです。結末に至るまでの物語の展開は、見ている人を常にドキドキさせてくれます。映画のラストで明かされる驚きの秘密は、多くの人に強い印象を与えてくれるでしょう。
ヘイリー・ジョエル・オスメントの演技:若き俳優ヘイリー・ジョエル・オスメントが主人公の少年コールを演じており、その圧倒的な演技力が映画の魅力の1つです。彼は自分が死者と会話ができる能力を持っているという役どころを見事に演じ、感情豊かな演技で見ている人の心を掴んだことでしょう。
緊迫感と心理的なサスペンス:サイコロジカル・ミステリーとしても知られており、緊迫感と心理的なサスペンスが際立っていますね。映画全体が不気味な雰囲気に包まれており、見ている人はコールの能力や彼が直面する謎と共に、物語に引き込まていきますね。
ブルース・ウィリスの存在感:ブルース・ウィリスが心理学者マルコム役で出演しており、映画に深みと重要性をもたらしていますね。彼はコールの信頼できる味方として登場し、物語の中での謎解きや感情的な展開において重要な役割を果たしていることでしょう。
これらの要素が組み合わさった映画「シックス・センス」は、予測不能なプロット、優れた演技、緊迫感のあるサスペンスが魅力であり、見ている人を引きつけ、考えさせる映画となっています。
シックス・センスの主題歌、挿入歌等
曲名:Head(ヘッド)
アーティスト名:Tin Star(ティン・スター)
映画の中では、コールがクラスメイトの誕生日パーティーに呼ばれた際にBGMとして流れてましたね。彼らは1999年にデビューアルバム『The Thrill Kisser』をリリースしたバンドで、このアルバムはロンドンのゴーディンのアパートで録音され、制約のあるスペースのため、バンドはドラムセットではなくドラムマシンを使用することで適応しました。グループはこの曲でアメリカのロックラジオでヒットを記録し、1999年にはBillboard Modern Rockチャートで10位に達しました。
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