ブラック・スワンの名言・名セリフから英語で勉強できる動画、英単語リスト

映画Black Swan(ブラック・スワン)の名言・名セリフから英語が勉強できる動画、英単語リストページのイメージ画像 ヒューマンドラマ映画

映画「Black Swan – ブラック・スワン」は、2010年に公開されたアメリカの心理サスペンス映画です。ダーシー・ベル作の舞台「白鳥の湖」を題材にした本作は、ニューヨークの舞台で繰り広げられる舞踊界の闘いを描いています。主人公のニナ・サイヤーズ役をナタリー・ポートマンが演じ、彼女がダブルキャストで舞台の白鳥と黒鳥を演じることになります。物語は彼女が白鳥と黒鳥の役を演じるための心理的な苦悩や競争を経て、次第に理性と現実の境界が曖昧になっていく様子を描きます。

映画の主な撮影場所はニューヨーク市内で、ニナが住んでいるアパートメントや、リンカーンセンターのニューヨーク・シティ・バレエ団の本拠地として使われた場所など、舞台がニューヨークであるため、実際のロケーションが活用されました。また、映画では舞台の演技シーンも重要な要素となっており、リンカーンセンターの劇場など、実際の舞台を使用して撮影されました。

あらすじや主演キャストなどは他のサイトでも確認出来るので、このコンテンツでは映画「Black Swan – ブラック・スワン」を英語で見るための英単語リストもまとめてありますので、ぜひご利用ください!

こんな人にオススメの映画!!
  • バレエや舞台芸術に興味がある人
  • サイコロジカル・スリラーが好きな人
  • 主人公のニナ役を演じたナタリー・ポートマンが好きな人

ブラック・スワンの動画、名言

The only person standing in your way is you. It’s time to let her go. Lose yourself.

– 君の行く道を邪魔しているのは、君自身だ。解き放て。没頭しろ。 –

ブラック・スワンの名言・名セリフと日本語訳

映画「ブラック・スワン」を見て、心に残るシーン・セリフは人それぞれあると思いますが、ここでは名言・名セリフと言われる言葉とその日本語訳を紹介します。

トマ 0:20:44

”Surprise yourself, so you can surprise the audience. Transcendence. And very few have it in them.”
「自分自身を驚かせるんだ観客を驚かせるように。超越するんだ。それは限られた者にしか持ちえないものだ。」

ニナのダンスはとても正確だが、官能的で邪悪な「黒鳥」はうまく表現出来ないでいた。このままでは主役を演じれないと、演出家のトマの所へいくと、彼がこの名セリフを言う。芸術的な表現ですが、君の演技は物足らないんだと言わんばかり。

正確に踊れるのは当たり前、その上で人を惹きつけるものがないと、見ている人を魅了することは出来ないのでしょうね。

ニナ 1:07:16

”It’s called privacy! I’m not 12 anymore.”
「プライバシーよ!もう12歳じゃないの。」

母であるエリカは自分の夢を託すニナを溺愛し、いつまでも子供扱いをする。そのためニナの部屋には鍵をかけさせなかったが、彼女自身は何かあった時のためにつっかえ棒を用意していた。そこで喧嘩の末酔って帰ってきたニナは、母から逃げるように部屋に入り、棒をつっかえた時の名言。

親はいつまでも子どもを子どものままのように思うが、いつの間にかお酒を飲むような年齢になっているものですね。その溝に気付いていないのは親だけか。

ニナ 1:42:34

”I felt it. Perfect. It was perfect.”
「感じたわ。完璧を。私は完璧だった」

最後の幕の舞台が始まり、ニナは黒鳥を完璧に踊りきり、感動ですすり泣く母と劇場全体が拍手喝采となった。抱擁するトマが「何をしたんだ?」という問いに、ニナが恍惚の表情とともに発する名言。

映画序盤で言われた正確な演技だけではなく、自分をも超越した完璧な演技だったのだろう。自分を犠牲にして。。。

ブラック・スワンに出てくる英単語

ストーリー自体は主に英語で進んでいきますが、この映画はバレエの映画のためフランス語も多様され、国際色も豊かのため、イタリア語などの別の国の言葉は時折出てきます。そのため以下の数値はあくまでも参考値でありますが、英単語リストも今回は少ないですが映画を理解するためにきっと有用かと思いますので、ぜひチェックしてみてください!


全ての英単語数:約4,672個
英単語の種類:約948種類
チェックしておく英単語リスト63個

この単語リストを先にチェックしておけば、映画「ブラック・スワンに出てくる英単語」の英語も自然に聴こえてきますよ!

adieu[əd(j)úː] : さようなら、ごきげんよろしゅう
alternate
[ˈɔːltɚnət] : 交互の、かわるがわるの、一つおきの、互い違いの、(茎に対して)互生の
barged
[bɑrdʒd] : bargeの過去形、または過去分詞。(運河・河川などでの)平底の荷船、 はしけ、 バージ
breakthrough
[ˈbreɪkθruː] : (妨害・難関の)突破(口)、打開(策)、(難問の)解明、突破(作戦)、大きな進歩、躍進、(貴重な)新発見
choreography
[k`ɔːriάgrəfi] : (バレエなどの)舞踊術、振りつけ
cliff
[klíf] : (特に、海岸の)がけ、絶壁
cock
[kάk] : おんどり、(鳥の)雄、風見、風見鶏(どり)、相棒、大将、君、ばかげたこと、たわごと、(水道・ガス・たるなどの)コック
coda
[kóʊdə] : コーダ、(楽曲・楽章などの)終結部、(劇などの)終結部分
comp
[kɑmp] : 軟骨オリゴマー基質タンパク質
considerate
[kənsídərət] : 思いやりのある、思いやりがあって、考えて、思いやって
contraction
[kəntrˈækʃən] : 短縮(すること)、収縮、(額・まゆを)ひそめること、(筋肉、特に出産時の子宮の)収縮、短縮、縮約、短縮形、作ること、かかること
controversy
[kάntrəv`ɚːsi] : (意見の相違の大きい問題などの長期にわたる、特に書きものなどによる)論争、論議
corpse
[kˈɔɚps] : (特に、人間の)死体、死骸(しがい)
coward
[kάʊɚd] : 臆病者、卑怯(ひきよう)者
crucial
[krúːʃəl] : 決定的な、(きわめて)重大な、重要な、決定的で、(きわめて)重要で
devastated
[ˈdɛvʌˌstetʌd] : devastateの過去形、または過去分詞。荒らす、 荒廃させる
diaphragm
[dάɪəfr`æm] : 隔膜、横隔膜、(電話機の)振動板、レンズの絞り、ペッサリー
distracted
[dɪˈstræktʌd] : そらされた、気の散った、取り乱した、狂気のような、(…に)取り乱して、気が狂いそうで
dolled
[dɑld] : dolled up:おめかししている
effortless
[ˈɛfɝtlʌs] : 努力を要しない、骨の折れない、楽な、努力したように見えない、巧まない
embody
[ɪmbάdi] : 具体的に表現する、具体化する、体現する、具現化する、形態を与える、(…を)合体させる、まとめる、統合する、(…を)取り入れる、盛り込む
enchanted
[ɛˈntʃæntɪd] : enchantの過去形、または過去分詞。(…に)魔法をかける
exhale
[eks(h)éɪl] : 吐き出す、発散する
exquisite
[ekskwízɪt] : 非常に美しい、この上なくけっこうな、絶妙な、精巧な、優雅な、凝った、鋭敏な、強烈な
fantasized
[ˈfæntɪˌsaɪzd] : fantasizeの過去形、または過去分詞。夢想する
fearful
[fíɚf(ə)l] : 恐ろしい、ぞっとするような、ものすごい、(…を)恐れて、気づかって、心配して、(悪い意味で) ひどい、すごい、大変な
fragile
[frˈædʒəl] : 壊れやすい、もろい、虚弱な、かよわい、はかない
frigid
[frídʒɪd] : 寒さが厳しい、極寒の、冷ややかな、冷淡な、よそよそしい、堅苦しい、不感症の
greatly
[gréɪtli] : 大いに、はなはだ
gross
[gróʊs] : (控除する前の)総体の、全体の、風袋(ふうたい)共の、大まかな、全般的な、大きい、(不快なほど)太った、でぶの、生い茂った、はびこった
highness
[ˈhaɪnʌs] : 高いこと、高さ、高位、高度、高率、高価、殿下
hoof
[hˈʊf] : (馬などの)ひづめ、(人間の)足
humiliating
[‐ṭɪŋ] : 屈辱的な、不面目な
imprecise
[ìmprɪsάɪs] : 不正確な
lezzy
[****] : スラング:レズビアン
loosen
[lúːsn] : ゆるめる、解く、離す、放つ、自由に動くようにする、ほぐす、(通じをつけて)ゆるめる、(…に)通じをつける、静める
lustful
[lʌ́stful] : 好色な、みだらな
menopause
[ménəp`ɔːz] : 月経閉止(期)、閉経(期)
metamorphosis
[mèṭəmˈɔɚfəsɪs] : (魔力・超自然力による)変形(作用)、変質、変容、変態
mistress
[místrəs] : (一家・使用人の)女主人、主婦、女教師、(ペットの)女性の飼い主、女主人、最もすぐれた女性、女流名人、女王、支配者(である婦人)、情婦
obsess
[əbsés] : 取りつく、取りついて悩ます
officially
[əfíʃəli] : 公式に、正式に、公務上、職掌(しよくしよう)柄、公式の資格で、表向きは、公式的には
outgrown
[ˈɑʊtɡɻɔʊn] : outgrowの過去分詞。大きくなって着られなくな 12
pas
[pάː] : (舞踏・バレエの)ステップ
perfection
[pɚfékʃən] : 完全、完璧(かんぺき)、完全にすること、仕上げ、完成、熟達、円熟、極致、典型、理想
principals
[ˈprɪnsʌpʌlz] : principalの複数形。主な、 主要な、 第一の、 先頭に立つ
prologue
[ˈprolɑg] : プロローグ; 序詞; 序幕
quatre
[****] : (フランス語)4
rash
[rˈæʃ] : 気の早い、早まった、無謀な、向こう見ずな、無分別な、向こう見ずで、無分別で
seduce
[sɪd(j)úːs] : だましてものにする、性的に誘惑する、(うまく言いくるめて)誘い込む、(たぶらかして)させる、(そそのかして)怠らせる、捨てさせる、そそのかしてさせる、(よい意味で)魅する、引きつける
shitty
[ʃíṭi] : いやな、不愉快な
shrug
[ʃrˈʌg] : (両方の手のひらを上に向けて)すくめる
spruce
[sprúːs] : こぎれいな、きちんとした、ぱりっとした
sweaty
[swéṭi] : 汗をかいている、汗にまみれた、汗でぬれた、汗臭い、汗の出るような、ひどく暑い、骨の折れる
token
[tóʊk(ə)n] : しるし、象徴、証拠、記念品、形見、証拠品、(地下鉄・バス料金などに用いられる)代用貨幣、トークン、(商品との)引替券
transcendence
[trænséndəns] : 超越、卓越、優越、(神の)超絶性
unrealistic
[`ʌnrìːəlístɪk] : 非現実的な、非現実主義の
upstage
[ʌˈpstedʒ] : 舞台後方へ
virginal
[vˈɚːdʒɪnl] : 処女の、処女にふさわしい、処女らしい、純潔な、無垢(むく)の
visceral
[vísərəl] : 内臓の、内臓を冒す、内臓で感じる(ような)、直感的な、理屈抜きの、本能的な
whining
[ˈwaɪnɪŋ] : whineの現在分詞。(犬などの)鼻を鳴らす声、 すすり泣きの声
whore
[hˈɔɚ] : 売春婦、尻軽女
wounded
[wúːndɪd] : 傷ついた、負傷した、負傷者(たち)、傷つけられて

ブラック・スワンの登場人物、キャスト、監督、脚本等

映画はもちろん監督や脚本も重要ですが、なんといっても誰がどの役を演じるのか、それが作品の良し悪しを大きく左右すると言っても過言ではないですよね。映画「ブラック・スワン」では、登場人物に以下のような俳優が配役され、出演しています。

ニナ・セイヤーズ / ザ・スワン・クイーン役ナタリー・ポートマン
トマ・ルロイ / ザ・ジェントルマン役ヴァンサン・カッセル
リリー / ザ・ブラック・スワン役ミラ・クニス
エリカ・セイヤーズ / ザ・クイーン役バーバラ・ハーシー
ベス・マッキンタイア / ザ・ダイング・スワン役ウィノナ・ライダー
デヴィッド / ザ・プリンス役バンジャマン・ミルピエ
ベロニカ / リトル・スワン役クセニア・ソロ
ガリナ / リトル・スワン役クリスティーナ・アナパウ
マデリン / リトル・スワン役ジャネット・モンゴメリー
アンドリュー / シュータ役セバスチャン・スタン
トム / シュータ役トビー・ヘミングウェイ

監督、脚本等その他の情報は以下の通りです。

監督ダーレン・アロノフスキー
脚本マーク・ヘイマン
アンドレス・ハインツ
ジョン・J・マクローリン
原案アンドレス・ハインツ
製作スコット・フランクリン
マイク・メダヴォイ
アーノルド・メッサー
ブライアン・オリヴァー
製作総指揮ジョン・アヴネット
ブラッド・フィッシャー
ピーター・フラックマン
アリ・ハンデル
ジェニファー・ロス
リック・シュウォーツ
タイラー・トンプソン
デヴィッド・スウェイツ
音楽クリント・マンセル
撮影マシュー・リバティーク
編集アンドリュー・ワイスブラム
製作会社フォックス・サーチライト・ピクチャーズ
クロス・クリーク・ピクチャーズ
プロトゾア・ピクチャーズ
フェニックス・ピクチャーズ
デューン・エンターテインメント
配給フォックス・サーチライト・ピクチャーズ
20世紀フォックス
公開2010年12月3日(日本:2011年5月11日)
上映時間108分
製作国アメリカ合衆国
製作費$13,000,000
興行収入$329,398,046(日本:23.9億円)
Wikipedia出典

ブラック・スワンの見どころ

心理的なサスペンス:この映画は、主人公のニナが自身の心の闇や苦悩と闘いながら、白鳥と黒鳥の役を演じる過程が描かれています。彼女の心理的な変化や現実と幻想の境界が曖昧になる様子が、緊迫感と不安定さを生み出し、見ている人を引き込みますね。

ナタリー・ポートマンの演技:ナタリー・ポートマンは本作で主人公のニナ・サイヤーズ役を演じ、その演技が高く評価されました。彼女は舞台の白鳥と黒鳥の役を演じるために徹底的なトレーニングを積み、物語の進行と共に徐々に変貌していくニナの内面を繊細かつ迫力ある演技で表現しており、大きな見どころの1つです。

ダークで美しい映像:映画は舞台となる舞踊界の美しさと同時に、ニナの内面の闇を映像的に表現しています。ダレン・アロノフスキー監督の手腕により、映画はダークで幻想的な雰囲気を醸し出し、その映像美が大変魅力的です。

舞台のダンスシーン:バレエの舞台「白鳥の湖」を題材にしており、映画には美しく繊細なダンスシーンが数多く登場します。舞台の中でのダンスの技巧やエネルギーに圧倒されるだけでなく、物語とダンスの相互作用も見どころの1つです。

これらの要素が組み合わさり、映画「ブラック・スワン」は心理的なサスペンスと美しい映像を融合させた名作となりました。

ブラック・スワンの主題歌、挿入歌等

曲名:「白鳥の湖」より 序曲・ワルツ・情景
アーティスト名:ピョートル・チャイコフスキー

ロシアの作曲家ピョートル・チャイコフスキーによって作曲されたバレエ音楽です。最初の公演は1877年に行われ、その後世界中で人気を博してきました。映画「ブラック・スワン」では、主人公ニナが舞台で白鳥と黒鳥の役を演じるために「白鳥の湖」の音楽が使用されます。ニナは白鳥の役で純粋さや儚さを表現し、黒鳥の役で情熱と野性的な要素を表現します。

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