映画「Ant-Man – アントマン」は、2015年に公開されたアメリカのスーパーヒーロー映画で、パーヴィス・リード(Peyton Reed)が監督し、ポール・ラッド(Paul Rudd)が主演を務めています。
物語は、元スリのスコット・ラング(アントマン役)が、超小さなサイズに縮小することができる特殊なスーツを手に入れ、アントマンとしてその能力を活かして、悪党と対決し、世界を救おうとする物語です。また、映画内でハンク・ピム(マイケル・ダグラス役)という科学者の協力を受けながら、アントマンとしての能力を習得していきます。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の一部として位置づけられており、他のMCU作品ともつながりがあります。映画はユーモアとアクションが絶妙に組み合わさっており、スーパーヒーローの世界でユニークなキャラクターとコンセプトが魅力的なところです。
映画の主な撮影場所は、映画の舞台となる都市や屋内シーンの多くはジョージア州アトランタで撮影されました。また、他の一部のシーンはカリフォルニア州サンフランシスコで撮影され、物語の舞台として使用されていますね。
あらすじや主演キャストなどは他のサイトでも確認出来るので、このコンテンツでは映画「Ant-Man – アントマン」を英語で見るための英単語リストもまとめてありますので、ぜひご利用ください!
アントマンの動画、名言
アントマンの名言・名セリフと日本語訳
映画「アントマン」を見て、心に残るシーン・セリフは人それぞれあると思いますが、ここでは名言・名セリフと言われる言葉とその日本語訳を紹介します。
”No, he’s not bad. Daddy just gets confused sometimes, you know?”
「違うの、パパは悪い人なんかじゃないのよ。パパはただ、時々おかしくなるのよ、分かるでしょ?」
元妻マギーと娘のキャシーの会話での名セリフ。キャシーは父親のスコットのことが大好きだったが、服役していた夫に会わせないようにしていた。
家族には優しいのかもしれないが、母親としては会わせたくはないでしょう。こういう時の子供の無邪気さが沁みますね。
”It’s not about saving our world. It’s about saving THEIRS.”
「これは私たちの世界を守るのではない。愛する者たちの世界を守るのだ。」
弟子だったダレンの悪巧みを防ぐため、開発されたイエロージャケットを盗み出すように頼まれたスコット。だが、危険なことにためらうスコット。その彼にピム博士が言った名言。
自分のためだけでは人ってなかなか動けないものですよね。ただ、それが愛する娘や奥さんのためであれば、心が動かないはずはないですね。
”「And? What’d he say?」「He said yes.」”
「それで?なんて言ってた?」 「そうだってさ」
アベンジャーズのファルコンはアントマンを探していた、というルイスの回りくどい話からの最後の名言。こういう人って一緒にいると腹が立つし、面倒なんだけど、何か憎めないし、また会ってしまうんですよね。
アントマンに出てくる英単語
マーベル・コミックの中でも異色のスーパーヒーロー。小さくなるヒーローなんてそれまで誰が思い浮かべたでしょうか。どんなところでも活躍の場はあるってことですね。
平和維持組織S.H.I.E.L.D.やアントマンのスーツのことなど、軍事や科学の話が多く出てくるので、これまであまりマーベル作品を見ていない人には少し難しい単語も出てくるかもしれません。あと、蟻の種類も色々。ですが、とても素晴らしい映画作品なので、ぜひ英単語リストに目を通し、英語字幕、字幕無しでの鑑賞にもチャレンジしてみてください!
全ての英単語数:約9,402個
英単語の種類:約1,805種類
チェックしておく英単語リスト:203個
この単語リストを先にチェックしておけば、映画「アントマンに出てくる英単語」の英語も自然に聴こえてきますよ!
abduction [æbdˈʌkʃən] : 誘拐、(手・足などの)外転
abort [əbˈɔɚt] : 妊娠中絶する、堕胎する、発育しない、退化する、挫折する、失敗する、(故障などで)中止になる
abused [ʌˈbjuzd] : abuseの過去形、または過去分詞。乱用する、 悪用する
アントマンの登場人物、キャスト、監督、脚本等
映画はもちろん監督や脚本も重要ですが、なんといっても誰がどの役を演じるのか、それが作品の良し悪しを大きく左右すると言っても過言ではないですよね。映画「アントマン」では、登場人物に以下のような俳優が配役され、出演しています。
スコット・ラング / アントマン役 | ポール・ラッド |
ホープ・ヴァン・ダイン役 | エヴァンジェリン・リリー |
ダレン・クロス / イエロージャケット役 | コリー・ストール |
ジム・パクストン役 | ボビー・カナヴェイル |
ルイス役 | マイケル・ペーニャ |
カート役 | デヴィッド・ダストマルチャン |
デイヴ役 | ティップ・“T.I”・ハリス |
サム・ウィルソン/ファルコン役 | アンソニー・マッキー |
ゲイル役 | ウッド・ハリス |
マギー・ラング役 | ジュディ・グリア |
キャシー・ラング役 | アビー・ライダー・フォートソン |
マーガレット・エリザベス・“ペギー”・カーター役 | ヘイリー・アトウェル |
ハワード・スターク役 | ジョン・スラッテリー |
ミッチェル・カーソン役 | マーティン・ドノヴァン |
デイル役 | グレッグ・ターキントン |
バーテンダー役 | スタン・リー |
ハンク・ピム / アントマン(初代)役 | マイケル・ダグラス |
監督、脚本等その他の情報は以下の通りです。
監督 | ペイトン・リード |
脚本 | エドガー・ライト ジョー・コーニッシュ アダム・マッケイ ポール・ラッド |
原案 | エドガー・ライト ジョー・コーニッシュ |
原作 | スタン・リー ラリー・リーバー ジャック・カービー 『アントマン』 |
製作 | ケヴィン・ファイギ |
製作総指揮 | ルイス・デスポジート アラン・ファイン ヴィクトリア・アロンソ マイケル・グリロ スタン・リー |
音楽 | クリストフ・ベック |
撮影 | ラッセル・カーペンター |
編集 | ダン・レーベンタール コルビー・パーカー・Jr |
製作会社 | マーベル・スタジオ |
配給 | ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ |
公開 | 2015年7月17日(日本:2015年9月19日) |
上映時間 | 117分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
製作費 | $130,000,000 |
興行収入 | $519,311,965(日本:12億1000万円) |
前作 | MCU アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年) |
次作 | MCU シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年) アントマン アントマン&ワスプ(2018年) |
アントマンの見どころ
ユニークなスーパーヒーローのコンセプト:「アントマン」は他のスーパーヒーローとは異なる能力を持つキャラクターで、超小さなサイズに縮小することができる特殊なスーツを着用します。この能力を駆使して、小さな世界で大きな冒険が繰り広げられます。このユニークなコンセプトが映画の見どころの1つです。
ユーモアとアクションの絶妙な組み合わせ:映画はコメディ要素が豊富で、主人公スコット・ラング(アントマン)のおちゃらけた一面が楽しめます。同時に、アクションシーンも見どころの一つで、縮小した状態での戦闘や、巨大化した敵との対決がスリリングに描かれています。
キャストの演技:ポール・ラッドがスコット・ラング / アントマン役で素晴らしい演技を披露し、マイケル・ダグラスやエヴァンジェリン・リリーなど、実力派俳優陣が脇を固めています。彼らの演技が物語を豊かにしている点も見どころです。
マーベル・シネマティック・ユニバースとのつながり:「アントマン」はMCUの一部として位置づけられており、他のMCU作品とのつながりが存在します。特に、後の作品において「アントマン」のキャラクターやテクノロジーが重要な要素として登場するため、MCUファンには見逃せない作品ですよね。
家族の重要性:映画のテーマの一つは、家族との絆と再スタートの機会を探すことです。スコット・ラングは自分の娘との関係を取り戻すために戦い、ハンク・ピムとの関係も物語の中で成長していきます。
アントマンの主題歌、挿入歌等
曲名:Marvel’s Ant Man: Official Main Theme(マーベルのアントマン:オフィシャル・メイン・テーマ)
アーティスト名:Christophe Beck(クリストフ・ベック)
クリストフ・ベックは映画内のシーンに合わせた効果的な音楽を作り出し、アクションシーンや感動的な瞬間が音楽によって引き立てられていますね。映画の音楽は映画全体の雰囲気を高め、観客の感情を引き立てる役割を果たし、彼の楽曲や映画内での音楽選曲は、映画の魅力を一層際立たせています。
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