映画が語られる際には必ずと言って良いほど登場する、名作中の名作映画「The Godfather(ゴッドファーザー)」。フランシス・フォード・コッポラにより監督され、1972年に公開。マフィア映画としては異例の大ヒットとなり、パートⅡ、パートⅢとシリーズ化されることとなる。
映画の舞台は1945年のニューヨーク。イタリア系マフィア「コルレオーネ・ファミリー」を中心にストーリーは展開される。そのため、映画中にはイタリア語が多く出現する。また、監督のフランシスもイタリア系アメリカ人であるが、マフィアと関係があるかは定かではない。また、妹は本映画でもコルレオーネ家の娘として登場しており、あのロッキーでもヒロインを演じた「タリア・シャイア」というから驚きだ。どんな家系なんだろうか。
あらすじや主演キャストなどは他のサイトでも確認出来るので、このコンテンツでは「The Godfather(ゴッドファーザー)」を英語で見るための英単語リストもまとめてありますので、ぜひご利用ください!
ゴッドファーザーの動画、名言
名言・名セリフと日本語訳
映画「ゴッドファーザー」を見て、心に残るシーン・セリフは人それぞれあると思いますが、ここでは名言・名セリフと言われる言葉とその日本語訳を紹介します。
”That’s my family Kay, that’s not me.”
「これが僕の家族なんだ、ケイ。僕は違うけどね」
映画序盤、家族の事情を知らなかったケイ、マイケルから脅しの話を聞いた後に無言になってしまうが、その後にマイケルから発せられたセリフ。自分は関係ないと言いつつも、悲しさと凄みのある言葉だ。
”Never tell anybody outside the family what you are thinking again.”
「ファミリーの者以外に、2度と考えていることを言っちゃいかん。」
ヴィトーがファミリーとそれ以外を区別していることが明確に分かるセリフ。特にファミリーに危険が及ぶような話には長として当然の対応なのかもしれない。
”I want no inquiries made. I want no acts of vengeance.”
「ソニーを殺した者を探すな。復讐をしてはいかん。」
自分の息子が殺されたことを聞いた後に発せられたセリフ。どんな思いで言っているのだろうか。怒りと悔しさでいっぱいだろうが、それよりもファミリーを守ることを優先しようという気持ちなのだろうか。
ゴッドファーザーの監督、出演キャスト等
監督 | フランシス・フォード・コッポラ |
脚本 | マリオ・プーゾ フランシス・フォード・コッポラ |
出演者 | ドン・ヴィト・コルレオーネ役:マーロン・ブランド マイケル・コルレオーネ役:アル・パチーノ ソニー・コルレオーネ役:ジェームズ・カーン トム・ヘイゲン役:ロバート・デュヴァル ケイ・アダムス役:ダイアン・キートン ピーター・クレメンザ役:リチャード・カステラーノ マクラスキー役:スターリング・ヘイドン ドン・エミリオ・バルジーニ役:リチャード・コンテ コニー・コルレオーネ役:タリア・シャイア |
公開日 | 1972年3月15日(日本:1972年7月15日) |
上映時間 | 177分 |
ゴッドファーザーに出てくる英単語
全ての英単語数:約12,589個
英単語の種類:約1,915種類
チェックしておく英単語リスト:137個
この単語リストを先にチェックしておけば、映画「ゴッドファーザー」の英語も自然に聴こえてきますよ!
accidentally[‐ṭəli] : 偶然に、ふと、偶然にも、ふとしたことから8
accommodation[əkὰmədéɪʃən] : 宿泊設備、(列車・飛行機などの)(座)席、便宜、助け、融通、用立て、貸し付け、貸付金、適応、調和
accomplice[əkάmplɪs] : 共犯者、ぐる
ad[ˈæd] : 広告
aggravation[`ægrəvéɪʃən] : 悪化(させること)、深刻化(すること)、悪化させるもの、腹立たしさ、いらだち、いらだたせるもの
allowance[əlάʊəns] : (定期的に支給する)手当、給与額、…費、小づかい(銭)、差し引き、値引き、しんしゃく、手かげん
anarchists[ˈænɝˌkɪsts] : anarchistの複数形。無政府主義者、 アナーキスト
anisette[`ænəsét] : アニゼット、アニス酒
assassinated[ʌˈsæsʌˌnetɪd] : assassinateの過去形、または過去分詞。暗殺する
assurance[əʃˈʊ(ə)rəns] : 保証、請け合い、確信、自信、厚かましさ、ずうずうしさ、保険
ax[ˈæks] : おの、まさかり、戦斧(せんぷ)、首切り、解雇、(経費・人員の)削減、ジャズ楽器、(特に)ギター、サキソホン
bankrolled[ˈbæˌŋkrold] : bankrollの過去形、または過去分詞。財源、 (手もと)資金
baptized[bæˈptaɪzd] : baptizeの過去形、または過去分詞。洗礼を施す
barracks[ˈbærʌks] : barrackの三人称単数現在。barrackの複数形。兵舎、 兵営
befall[bɪfˈɔːl] : 起こる、降りかかる
benediction[bènədíkʃən] : 祝福、祝祷(しゆくとう)、感謝の祈り、(聖体)降福式、聖別式
birthright[ˈbɝˌθraɪt] : 生得権
blaspheme[blæsfíːm] : 不敬なことを言う
bloc[blάk] : ブロック、圏、(超党派的)議員連合
bloodshed[ˈblʌˌdʃɛd] : 流血(の惨事)、殺害、虐殺
bluff[blˈʌf] : 絶壁の、切り立った、(悪意はないが)ぶっきらぼうな、率直な
brat[brˈæt] : (手に負えない)子供、がき
bravery[bréɪv(ə)ri] : 勇敢、華美、華やかさ、着飾り
bridegroom[brάɪdgrùːm] : 花婿、新郎
butt[bˈʌt] : (武器・道具などの)太い方の端、(やりの)石突き、(銃の)台尻、床尾、(釣りざおの)さお尻、手元、樹木の根元、葉柄の基部、丸太切れ、残片
buttonmen[***] : スラング:プロの人○し
bystander[ˈbaɪˌstændɝ] : 傍観者、居合わせた人、見物人
caporegime[***] : カポ・レジーム。マフィアの幹部。
chisel[tʃízl] : のみ、たがね、彫刻術
christen[krísn] : 洗礼を施す、(洗礼を施して)キリスト教徒とする、(洗礼を施して)(…と)命名する、(…の)名をつける、使い始める、(…の)使いぞめをする
chrome[króʊm] : クロム合金、クロムめっきのもの
civilian[səvíljən] : (軍人・聖職者に対して)一般人、文民、軍属、非戦闘員
coldhearted[***] : 冷淡な、無情な
competent[kάmpətnt] : 有能な、能力のある、(…の)能力があって、有能で、能力があって、資格があって、要求にかなう、十分な、(法定の)資格ある、適格の
curse[kˈɚːs] : (人などに災い・不幸がふりかかるようにと)のろう、ののしる、(…に)悪態をつく、苦しめる、悩ます、破門する
dagos[***] : イタリア人(dagoの複数形)
dame[déɪm] : (特に、男性喜劇役者の演ずる)年配女性、女性、デイム、女神
decorum[dɪkˈɔːrəm] : (動作の)端正、礼儀正しさ、(りっぱな)行儀作法、エチケット、礼節
disastrous[dɪzˈæstrəs] : 災害の、悲惨な、損害の大きい、破滅的な、(…に)災いをもたらして、悲惨で、ひどい、惨たんたる
dishonor[dìsάnɚ] : 不名誉、不面目、屈辱、恥辱、恥辱となるもの、つらよごし、(手形・小切手の)不渡り
disrespect[dìsrɪspékt] : 無礼、失礼
dough[dóʊ] : こね粉、パン生地、ドウ、金銭、現なま
farce[fάɚs] : 茶番狂言、笑劇、道化芝居、こっけい、人笑わせ、道化、ばからしいまねごと、「芝居」
filthy[fílθi] : 不潔な、よごれた、汚い、みだらな、下品な、卑猥(ひわい)な、ひどい、くさるほどあって
finocchio[fiˈnokio] : 香りのよい球茎の主要部を料理したり、生でサラダに入れる
foolishness[ˈfulɪʃnʌs] : 馬鹿らしさ
forego[fɔːˈɡəʊ] : 先に行く、(…に)先んずる
freight[fréɪt] : 貨物運送、貨物運送料、運賃、用船料、運送貨物、積み荷、船荷
frisk[frísk] : (軽快に)跳ね回る、(じゃれて)飛び回る、ふざける、じゃれる
frisked[frɪskt] : friskの過去形、または過去分詞。(軽快に)跳ね回る、 (じゃれて)飛び回る、 ふざける、 じゃれる
generosity[dʒènərάsəṭi] : 気前のよさ、気前のよい行為、寛大、寛容、雅量、寛大な行為
godson[***] : 教子(きようし)、名づけ子
greed[gríːd] : 貪欲(どんよく)、欲ばり
greedy[gríːdi] : 食いしんぼうの、貪欲(どんよく)な、欲ばりの、(…を)切望して、渇望して、しきりにしたがって
grouchy[grάʊtʃi] : 不平たらたらの、不機嫌な
guinea[gíni] : (昔の)ギニー、(現在の)ギニー
hearted[‐ṭɪd] : …の心を持った、気の…な
hick[hík] : いなか者
hoofs[hʊfs] : hoofの三人称単数現在。hoofの複数形。(馬などの)ひづめ
hostage[hάstɪdʒ] : 人質(ひとじち)
hothead[***] : 性急な人、短気な人
hustler[ˈhʌsʌlɝ] : 活動家、敏腕家、やり手、詐欺(さぎ)師、ペテン師、売春婦
hysterical[hɪstérɪk(ə)l] : ヒステリー(性)の、ヒステリーにかかった、病的に興奮した、ひどくおかしい、笑いの止まらない
immunity[ɪmjúːnəṭi] : 免疫(性)、免疫質、免除、特典
infamita[***] : イタリア語:(女)悪評;破廉恥な言行
informer[ˌɪˈnfɔrmɝ] : 通知者、(特に犯罪の)密告者、告発人、スパイ、情報提供者
invulnerable[ìnvˈʌln(ə)rəbl] : 傷つけられない、不死身の、難攻不落の、論破できない
legitimate[lɪdʒíṭəmət] : 合法の、適法の、正当な、嫡出(ちやくしゆつ)の、道理にかなった、もっともな、合理的な、(笑劇・メロドラマ・映画・テレビなどに対して)本格的な、正統な、舞台劇の
loosen[lúːsn] : ゆるめる、解く、離す、放つ、自由に動くようにする、ほぐす、(通じをつけて)ゆるめる、(…に)通じをつける、静める
lousy[lάʊzi] : シラミがたかった、不潔な、汚らしい、いやな、ひどい、卑劣な、あさましい、(…が)たんまりあって
lupara[***] : イタリア語:ルパラ◇伝統的にイタリア・マフィア(Cosa Nostra)が使った、銃身を短く切った散弾○
malice[mˈælɪs] : (相手を傷つけようとする意図的な)悪意、敵意、恨み6
masculine[mˈæskjʊlɪn] : 男(性)の、男らしい、力強い、勇ましい、男のような、男まさりの、男性行末の、男性押韻の
massacres[ˈmæsɪkɝz] : massacreの三人称単数現在。massacreの複数形。大虐殺、 皆殺し
mischief[místʃɪf] : (悪意はないが人に迷惑をかける)いたずら、わるさ、(子供の)ちゃめ(っ気)、(人またはその他の要因による)損害、被害、害悪、悪影響、害を与える物、しゃくの種、いたずら者
narcotics[nɑˈrkɑtɪks] : narcoticの複数形。麻(酔)薬、 催眠剤
notified[ˈnotʌˌfaɪd] : notifyの過去形、または過去分詞。(正式に)通知する、 届け出る
nun[nˈʌn] : 修道女、尼僧
orphan[ˈɔɚf(ə)n] : (両)親のない子、孤児
outcasts[ˈaʊˌtkæsts] : outcastの複数形。追放人
outfought[***] : outfightの他動詞:…と戦って勝つ,…を打ち負かす
outwit[aʊtˈwɪt] : 裏をかく、(…を)出し抜く、だます
paisans[***] : paisanの複数形。田舎者、同郷人
parole[pəróʊl] : 仮釈放、執行猶予、パロール、運用言語、(実際の)発話
pastures[ˈpæstʃɝz] : pastureの三人称単数現在。pastureの複数形。牧草地
payroll[ˈpeɪɹoʊl] : (会社・工場・官庁などの)給料支払い簿、従業員名簿
peasant[péznt] : (昔の、または開発途上国などの)小作人、小作農、小百姓、いなか者、無骨者
pezzonovante[***] : シシリア語のスラング:(big shot)大物
pickings[ˈpɪkɪŋz] : 落ちこぼれ、落ち零れ、〈こぼれた屑〉・落ち零れ
pimp[pímp] : 売春のあっせんをする人、ぽん引き、(売春婦の)ひも11
pinko[píŋkoʊ] : 左翼がかった人
pinochle[píːnʌkl] : ピノクル(アメリカのカードゲームの一種)
plead[plíːd] : 表記pled(米国表記)、pleaded(英国表記)、(…を)弁論する、弁護する、弁解する、言い訳に言う
pledge[plédʒ] : 固い約束、誓約、(政党などの)公約、禁酒の誓い、質入れ、抵当、質物、質ぐさ、抵当物、保証
poppy[pάpi] : ケシ、ポピー、(Poppy Day に胸につける)造花のヒナゲシ
precinct[príːsɪŋ(k)t] : (都市などで特定の)地域、区域、(行政上の)区域、学区、選挙区、警察管区、(塀などに囲まれた)構内、境内、周囲、付近
proposition[prὰpəzíʃən] : (特に商業上の)提案、提議、計画、案、提案、陳述、主張、(商取引などで)条件の提示、(…な)事、仕事
proteges[ˈprotɪˌʒez] : protegeの複数形。被保護者、 子分16
puppets[ˈpʌpʌts] : puppetの複数形。操り人形
rearview[ˈrɪrvju] : 後方視野; 背面図
regime[reɪʒíːm] : 政体、体制、政権、制度
renounce[rɪnάʊns] : (…を)(公式に)放棄する、棄権する、宣誓して捨てる、断つ、捨てる、断念する、縁を切る
repatriated[riˈpetriˌetɪd] : repatriateの過去形、または過去分詞。本国へ送還する
sacred[séɪkrɪd] : (神にささげられたの意で)神聖な、神の使いの、神聖視された、宗教(的儀式)に関する、宗教的な、宗教上の、献じられて、(…を)祭って、専用で、(神聖で)破れない
scarey[***] : 恐怖をおぼえさせる
seduce[sɪd(j)úːs] : だましてものにする、性的に誘惑する、(うまく言いくるめて)誘い込む、(たぶらかして)させる、(そそのかして)怠らせる、捨てさせる、そそのかしてさせる、(よい意味で)魅する、引きつける
shacked[***] : shackの過去形、または過去分詞。掘っ建て小屋
shattered[ˈʃætɝd] : 粉々になった、損なわれた、だめになった、(気が)動転した、くたくたに疲れた
sheer[ʃíɚ] : まったくの、本当の、ごく薄い、透きとおるような、切り立った、険しい
sonofabitch[ˈsʌnʌvʌˌbɪtʃ] : 野郎、やつ、ちくしょう!、くそ!
sore[sˈɔɚ] : 痛い、ひりひりする、心を痛める、人の感情を害する、悲嘆に暮れた、悲しむ、怒って、腹を立てて、(…に)怒って、悔しがって
squad[skwάd] : (軍隊の)分隊、(同じ仕事に従事する)隊、団、チーム8
stalemate[stéɪlmèɪt] : さし手がなくて勝負のつかぬこと、手詰まり、(論争などでの)行き詰まり
straighten[stréɪtn] : (…を)まっすぐにする、体をまっすぐに伸ばす、(…を)整頓(せいとん)する、(…を)清算する、(…の)困難を取り除く、正道に戻す、矯正する
suffocated[ˈsʌfʌˌketɪd] : suffocateの過去形、または過去分詞。(…の)息を止める、 (…を)窒息死させる
summons[sˈʌmənz] : 召喚、呼び出し、(議会などへの)召集、召集状、(裁判所への)出頭命令、召喚状
superstitious[sùːpɚstíʃəs] : 迷信の、迷信的な、迷信深い
supervision[sùːpɚvíʒən] : 監督、管理
tempted[ˈtɛmptɪd] : temptの過去形、または過去分詞。(悪事・快楽に)誘惑する、 そそのかす
testify[téstəfὰɪ] : 証言する、(…を)証明する、証言をする、(…の)証拠となる
thighs[θaɪz] : thighの複数形。もも、 大腿(だいたい)
tol’[tɔl] : toldの短縮
torso[tˈɔɚsoʊ] : トルソー、(人体の)胴、未完成の作品
tramp[trˈæmp] : どしんどしん歩く、重い足どりで歩く、どしんと踏みつける、(ある距離を)てくてく歩く、徒歩旅行をする、てくてく歩く
troublesome[trˈʌblsəm] : やっかいな、めんどうな、わずらわしい、うるさい、手に負えない
truce[trúːs] : 停戦(協定)、(困難・苦痛などの)休止、中断
veal[víːl] : 子牛の肉
vendettas[vɛˈndɛtʌz] : vendettaの複数形。(昔コルシカ島やイタリア諸地方で行なわれた、 幾代にもわたる家同士の)血の復讐(ふくしゆう)、 報復16
vengeance[véndʒəns] : 復讐(ふくしゆう)、復讐の行為、あだ討ち、報復
villa[vílə] : いなかの大邸宅、(避暑地や海辺の)貸し別荘、(一戸建てまたは二軒続きで庭付きの)郊外住宅、…住宅、(古代ローマの)荘園
virtuous[vˈɚːtʃuəs] : 有徳の、徳の高い、高潔な、貞淑な、高潔ぶった、気取った、独善的な
vouched[vaʊtʃt] : vouchの過去形、または過去分詞。保証する、 請け合う
whereabouts[(h)wéɚəbὰʊts] : (疑問副詞) どの辺に、どのあたりに
wholly[hóʊ(l)li] : まったく、完全に、全部が全部(…でない)
whores[hɔrz] : whoreの三人称単数現在。whoreの複数形。売春婦
wickedness[ˈwɪkɪdnəs] : 邪悪さ、不正、悪意、意地悪
wop[wάp] : ラテン系の人、(特に)イタリア人
ゴッドファーザーの見どころ
映画序盤の見どころといえば、やはりゴッドファーザーこと、マーロン・ブランド演じるヴィトー・コルレオーネ(通称ドン・コルレオーネ)の威厳に満ちた態度と皆が恐怖ではなく、尊敬の念を持って接しているシーンではないでしょうか。
マフィアというと暴力や恐怖で人々を押さえつけているようなイメージを持ってしまいがちですが、そうではなく、ちゃんとした「ファミリー」が形成され、まさに英語の「respect」という単語が合う、ファミリーの長であり、憧れさえ感じさせるほどです。悪の世界とはいえ、人格者だからこそ皆がしたい家族が増えていくんでしょう。
また、有名なシーンといえば、映画監督が眠るベッドの中から馬の生首が出てくるシーンでしょう。あれは、染み渡った血を含め、全て本物とのこと!でも、さすがにそれように◯されたわけではなく、もともと馬肉が製造される際に出る部分を拝借されたとのことです。あんなのが、自分の寝ているベッドから出てきたら絶叫だけでは済まないような。。。
また、こういったマフィア映画では食事シーンが多く出てくるようにも感じます。大皿を大の男たちが回しながら食べるのは、昔なんだか憧れました。
終盤ではアル・パチーノ演じるマイケルの顔付きも変わり、色々な物を失いつつ、得たものとその責任が滲み出るような表情、態度がとても魅力的ですね。
ゴッドファーザーの主題歌、挿入歌等
曲名:Love Theme from The Godfather(ゴッドファーザー 愛のテーマ)
アーティスト名:Nino Rota(ニーノ・ロータ)
もともとクラシック音楽の作曲家であり、映画音楽は趣味の範囲と言われていたが、この名曲が誕生したことによって、この曲は彼の代表作品となった。
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