本映画「The Matrix – マトリックス」を当時見た人は衝撃を受けたのではないだろうか。キアヌ・リーブス演じる主人公のネオが、飛んでくる銃弾を背面反りでかわすシーンはあまりに有名だが、格闘シーンを含め随所でそれまでとは違う感覚の撮影、構成が行われている。ワイヤーアクションなどは中国などのアクション映画でよく使われているが、「バレットタイム」という手法を併せて使うことで、斬新なシーンをいくつも作り出している。
また、ストーリー自体も難解で一度見ただけでは理解出来ない部分もあり、今見ている世界は現実なのか、マトリックスなのか、それとも自身の精神世界なのか、と哲学的な要素も多くある。そのため、この映画を単によく分からなかったけど、映像が凄かったね、キアヌ・リーブスがカッコ良かったね!と終わるか、これはもう一度見てちゃんと理解したいとなるか、意見は分かれることだろう。
ただ、この映画がその後のSF映画、アクション映画の撮影やストーリーに大きな影響を与えたことは間違いないだろう。
あらすじやキャスティングについては、他のサイトで確認してもらうとして、このコンテンツでは、「The Matrix – マトリックス」を英語で見るための英単語リストもまとめてありますので、ぜひご利用ください!
マトリックスの動画・名言など
マトリックスの監督、出演者等
監督:The Wachowskis(ウォシャウスキー兄弟)
脚本:The Wachowskis(ウォシャウスキー兄弟)
出演者:Keanu Reeves(キアヌ・リーブス)、Laurence Fishburne(ローレンス・フィッシュバーン)、Carrie-Anne Moss(キャリー=アン・モス)、Hugo Weaving(ヒューゴ・ウィーヴィング)、Joe Pantoliano(ジョー・パントリアーノ)等
公開日:1999年3月31日(日本:1999年9月11日)
上映時間:136分
製作会社:Warner Bros.(ワーナー・ブラザース)
マトリックスの見どころ
上記でも記載したように、それまでのアクション映画などとは比べものにならない斬新なシーン、重力に反するシーンなどが多くあり、その映像だけでも見どころはたっぷりありますが、この映画は映像だけでなく、精神的な部分にもメッセージが込められているように感じます。
ネオはプログラムにより多くの知識や格闘技を習得しますが、それだけですぐに使えるようになるものではありません。当然トレーニングなども重要ですが、最終的には自分なら出来るという信念や自信が、その才能を開花させたのではないでしょうか。
私たちも生きていくうちに多くの物事を学び、テストであればそれを記憶しなければ良い点数は取れませんが、いぜそれを利用する、使って何かを成す時に、テストで良い点数が取れていれば、必ず良い結果を残すことが出来るでしょうか。そうではないのが現実ですね。では、仮想現実、マトリックスの世界なら自分は変われるのか。
そんなことを考えさせられる作品でもあります。
マトリックスに出てくる英単語
全ての英単語数:約7,262個
英単語の種類:約1,311種類
チェックしておく英単語リスト:133個
この単語リストを先にチェックしておけば、映画マトリックスの英語も自然に聴こえてきますよ!
abundant [əbˈʌndənt] : (あり余るほど)豊富な、(…に)富んで、(…が)豊富 5
adaptation [`ædæptéɪʃən] : 適合、適応、改造、改作、翻案、脚色
alias [éɪliəs] : (特に)一名…、別名は
alley [ˈæli] : (都市で建物の間にある)路地、小路(こうじ)、(狭い)裏通り、(庭園・公園などの木や低木で縁取られている)細道、小道、ボールを転がす路、レーン、(テニスコートの)アレー、球戯場、ボウリング場
alpha [ˈælfə] : アルファ、(物事・順序などの)初め、第 1 (位のもの)、第 1 級、(学業成績の)優、アルファ星、主星
aminos [***] : aminoの複数形。アミノ、アミノ基
atrophied [ˈætrʌfid] : atrophyの過去形、または過去分詞。(栄養不足などからくる)萎縮(いしゆく)(症)、 やせ衰え
bejesus [***] : 強意語。驚きや不快を表す、なんてこった;こんちくしょう。驚きや怒りの表現、強調に使われる。、なんてこった
bioelectricity [***] : 生体電気
blindly [ˈblaɪndli] : 盲目的に、むやみに、やみくもに
bliss [blís] : 無上の喜び、至福
bondage [bάndɪdʒ] : (行動の自由の)束縛、屈従、とらわれの身、奴隷の身分、奴隷であること、とりこの状態、農奴の境遇、賤役(せんえき)
brunette [bɹʊnɛt] : ブルネット
bugged [bʌgd] : bugの過去形、または過去分詞。(小さな)昆虫、 虫
celled [sɛld] : celledの意味・対訳は、細胞、セル、などです。
cerebrum [sérəːbrəm] : cerebrumの意味・対訳は、大脳、脳、などです。
classify [klˈæsəfὰɪ] : 分類する、(…に)分類する、(…を)(…と)分類する、機密扱いにする
coincidence [koʊínsədns] : (出来事が)同時に起こること、同時発生、一致、合致、偶然の一致
concrete [kὰnkríːt] : 具体的な、有形の、具象の、現実の、実際の、明確な、コンクリート製の、凝結した、固体の
consciousness [kάnʃəsnəs] : (知覚反応のある)意識、(自己の存在や権利などの内的認識としての)意識、自覚、(漠然とした)意識、感づき、意識
coppertop [***] : スラングの一種:乾電池
cram [krˈæm] : (無理に)詰め込む、(無理に)下に押し込む、(無理に)押し込む、(…に)無理に詰め込む、(…を)詰める、詰め込み主義で教える、詰め込む
cubicle [kjúːbɪkl] : (寮などの仕切った)小寝室、(仕切りのある)個人用小室
custody [kˈʌstədi] : 保護、管理、(後見人としての)保護(の義務、権利)、拘留(こうりゆう)、拘置、強制収容、監禁
decode [dìːkóʊd] : (…の)暗号を解く、平文に直す
degreasing [***] : 脱脂洗浄
deploy [dɪplˈɔɪ] : 展開する、配置する
disables [dɪˈsebʌlz] : disableの三人称単数現在。手足などをきかなくする、 不具にする
disbelief [dìsbəlíːf] : 信じ(ようとし)ないこと、不信(用)、疑惑、不信 8
disrupts [dɪˈsrʌpts] : disruptの三人称単数現在。崩壊させる
dodge [dάdʒ] : (…を)さっと避ける、(…に)ひらりと身をかわす、巧みに回避する、ごまかす
dokey [ˈdoki] : OK(わかった)の強意語
electromagnetic [ˌɪˌlɛktromæˈgnɛtɪk] : 電磁石の、電磁気の
encoded [ɛˈnkodɪd] : encodeの過去形、または過去分詞。暗号に書き直す
equilibrium [ìːkwəlíbriəm] : (力の)釣り合い、平衡、均衡、均勢、(心の)平静
fibrillation [ˌfɪbrɪˈleʃʌn] : 細動、細線維化
forthcoming [f`ɔɚθkˈʌmɪŋ] : やがて来ようとする、今度の、手近に(用意されて)、すぐ手助けしてくれる、外向的な、社交的な
fusion [fjúːʒən] : 溶解、融解、溶解したもの、原子核の結合、(政党・党派などの)連合、合同、提携、連合体
gestapo [gəstάːpoʊ] : (ナチスドイツの)秘密国家警察、ゲシュタポ
glitch [glítʃ] : (機械・計画などの)欠陥、故障、電力の突然の異常
goop [gup] : ガンマヒドロキシ酪酸塩のための通称、厚く堆積したきたない物
hack [hˈæk] : (おのなどで乱暴にまたは乱雑に)たたき切る、ぶった切る、切り刻む、めった切りにする、(森林などを)切り払って進む、たたき切って作る、うまくやり抜く、むこうずねをける、(ボールを持っている)腕をはたく、取り組む
hacking [ˈhækɪŋ] : hackの現在分詞。(おのなどで乱暴にまたは乱雑に)たたき切る、 ぶった切る、 切り刻む、 めった切りにする
hail [héɪl] : あられ、ひょう、(…の)雨
hardwired [ˌhɑˈrdwaɪɝd] : (論理回路がソフトウェアによらず)ハードウェアにより実現されている
homegrown [ˈhoˌmgron] : 自宅で作った、地元産の、国産の、地元出身の、地方色のある
hopelessly [ˈhoplʌsli] : 絶望的に、絶望して
horrifying [ˈhɔrʌˌfaɪɪŋ] : 恐るべき、ぞっとさせる(ような)
hovercraft [hˈʌvɚkr`æft] : ホバークラフト
hypocrites [ˈhɪpʌˌkrɪts] : hypocriteの複数形。偽善者、 ねこかぶり
ignorance [ígnərəns] : 無知、無学、(…を)知らないこと、不案内
improvisation [ɪmprὰvəzéɪʃən] : 即席にやること、即興、即席に作ったもの
inert [ɪnˈɚːt] : 自動力のない、不活性な、化学作用を起こさない、鈍い、緩慢な、不活発な、のろい
inevitability [ɪnèvəṭəbíləṭi] : 避けがたいこと、不可避、必然(性)
infected [ˌɪˈnfɛktɪd] : infectの過去形、または過去分詞。病気をうつす、 感染させる
informant [ɪnfˈɔɚmənt] : 通知者、情報提供者、密告者、資料提供者、インフォーマント
insane [ìnséɪn] : 正気でない、狂気の、精神異常者のための、非常識な、ばかげた
insider [ìnsάɪdɚ] : 内部の人、会員、部員、内幕に明るい人、消息通
instinctively [ˌɪˈnstɪŋktɪˌvli] : 本能的に、直感的に
interactive [ìnṭɚˈæktɪv] : 相互に作用する、相互作用の
intravenously [ˌɪntrɑˈvinʌˌsli] : 静脈内に
ironically [‐kəli] : 皮肉に、反語的に、皮肉なことには、皮肉にも
irony [άɪ(ə)rəni] : (ユーモアを含んだ穏やかな)皮肉、当てこすり、皮肉な言葉、反語、反語法、(運命などの)皮肉な結果、意外な成り行き
irrelevant [ìréləv(ə)nt] : 不適切な、見当違いの、的はずれの、(…と)無関係で、見当違いで、重要でない、無意味な
jackoff [***] : 自慰する
jujitsu [dʒuːdʒítsuː] : 柔術、やわら
juris [ˈdʒʊrɪs] : ジュリス
kiddo [kídoʊ] : きみ、おまえ
kinetics [kɑɪéṭɪks] : 動力学
landlady [lˈæn(d)lèɪdi] : (旅館・下宿などの)女主人、おかみ、女家主、女地主
lieutenant [luːténənt] : 上官代理、副官、大尉、中尉、(警察の)警部補、(消防署の)隊長補佐
liquefy [líkwəfὰɪ] : (…を)溶かす、溶解させる、液化する
loco [lóʊkoʊ] : ロコ草
magnificence [mægnífəsns] : 壮大、雄大、荘厳、壮麗、豪華、すばらしさ、りっぱさ
mescaline [méskəlɪn] : メスカリン
milieu [miːljˈəː] : 環境、ミリュー
misery [míz(ə)ri] : みじめさ、悲惨、(精神的・肉体的な)苦痛、苦しみ、苦悩、(数々の)苦難、不幸、不平家、ぐちを言う人
neural [n(j)ˈʊ(ə)rəl] : 神経(系)の
neuro [n(j)ˈʊ(ə)roʊ] : 「神経…」の意
noodle [núːdl] : ヌードル、ばか者、頭
oatmeal [óʊtmìːl] : ひき割りオート麦、オートミール
oblivious [əblíviəs] : (…を)忘れて、(何かに没頭して)(…に)気づかない 10
obviousness [***] : 自明; 自明性
oracle [ˈɔːrəkl] : (古代ギリシャの)神託、託宣、神託所、神命、(エルサレム神殿内の)至聖所、(古代ギリシャの)神託を伝える人
organism [ˈɔɚgənìzm] : 有機体、(微)生物、有機的組織体
pimp [pímp] : 売春のあっせんをする人、ぽん引き、(売春婦の)ひも
plague [pléɪg] : 疫病、伝染病、ペスト、異常大発生、大襲来、やっかい物
potentially [‐ʃəli] : 潜在的に、もしかすると
potentials [pʌˈtɛnʃʌlz] : 電位、可能性、将来性、ポテンシャル、潜在力、潜在的な、可能な、有望な
precision [prɪsíʒən] : 正確、精密、精確
projection [prədʒékʃən] : 投射、発射、放射、射影、投影(法)、平面図法、映写、投影画、主観の投影、突出(部)
prophecy [prάfəsi] : 予言(能力)、予言
prophesied [ˈprɑfʌˌsaɪd] : prophesyの過去形、または過去分詞。(…を)予言する
radius [réɪdiəs] : 半径、半径範囲、範囲、区域、橈骨(とうこつ)
redesigned [ˌridɪˈzaɪnd] : redesignの過去形、または過去分詞。再設計、 再設計する
redhead [ˈrɛˌdhɛd] : 赤毛の人
reinsert [***] : 再挿入する
replication [ˌrɛplɪˈkeʃʌn] : 複製
repulsive [rɪpˈʌlsɪv] : ぞっとする、胸が悪くなるような、いやな、胸が悪くなるようで、反発する
residual [rɪzídʒuəl] : 残りの、残余の、剰余の、説明のつかない、除去できない
revelation [rèvəléɪʃən] : (今までわからなかったこと・隠されていたものを)明らかにすること、暴露、すっぱ抜き、漏らすこと、発覚、暴露された事物、意外な新事実、明らかにされた事実、天啓、啓示
runny [rˈʌni] : 柔らかすぎる、流れやすい、粘液を分泌する
saturated [‐ṭɪd] : しみ込んだ、ずぶぬれの、(…で)ずぶぬれで、(…が)いっぱいで、(…で)満ちて、しみ込んで、飽和した
savior [séɪvjɚ] : 救助者、救済者、救い主、救世主キリスト
scaffold [skˈæf(ə)ld] : (建築現場などの)足場、(ビルの窓をふく時に使うような)吊り足場、絞首台、断頭台、(絞首・断頭による)死刑、(野外の)組み立て舞台
scorched [skɔrtʃt] : scorchの過去形、または過去分詞。(…を)(損傷・変色するほどに)焦がす、 焼く
sentient [sénʃ(i)ənt] : 感覚力のある、意識する、敏感な、(…を)意識して
sentinel [sénṭənəl] : 歩哨、哨兵
sentinels [ˈsɛntʌnʌlz] : sentinelの複数形。歩哨、 哨兵
serum [sí(ə)rəm] : 漿液(しようえき)、リンパ液、血清
sever [sévɚ] : (…を)(無理やりに)切断する、切る、(…を)切り離す、断つ、(…の)仲を裂く
sewers [ˈsuɝz] : sewerの複数形。縫う人、 裁縫師、 お針子、 縫う機械
singular [síŋgjʊlɚ] : 並はずれた、まれにみる、非凡な、奇妙な、風変わりな、珍しい、単数(形)の
slate [sléɪt] : (粘板岩の)スレート、粘板岩、石板、(指名)候補者名簿
snot [snάt] : 鼻水、鼻汁、生意気なやつ、いやなやつ
spanned [spænd] : spanの過去形、または過去分詞。スパン
sparring [ˈspɑrɪŋ] : sparの現在分詞。円材
spawned [spɔnd] : spawnの過去形、または過去分詞。(魚・カエル・貝・エビなどの)卵、 はららご
splinter [splínṭɚ] : (木・骨・砲弾などの長いぎざぎざの)裂片、砕片、こっぱ、(木・竹などの)細片、とげ
st [st] : (…)1 番目
stink [stíŋk] : 悪臭を放つ、(…の)いやなにおいがする、(…を)いやというほど持っている、(…が)ひどく下手である、ひどく評判が悪い、不愉快である、いやだ
structural [strˈʌktʃ(ə)rəl] : 構造(上)の、組織の
subtitle [ˈsʌˌbtaɪtʌl] : 小見出し、副題、サブタイトル、(映画の)説明字幕、スーパー(インポーズ)
synthetic [sɪnθéṭɪk] : 総合の、統合的な、合成の、本物でない、にせの、人工的な
thyself [ðɑɪsélf] : なんじ自身、なんじ自身を
translators [træˈnsletɝz] : translatorの複数形。訳者、 翻訳家
tumbling [ˈtʌmbʌlɪŋ] : タンブリング
underestimated [ˈʌndɝˈɛstʌˌmetɪd] : underestimateの過去形、または過去分詞。少なく見積もる
unplugged [ʌˈnplʌgd] : アンプラグド
url [ɜːl] : .urlとは、Webページへのショートカットが記載されたファイルに付く拡張子のことである。、URLとは、インターネット上に存在する文書や画像などの情報資源(リソース)の場所を、特定、あるいは識別するための記述方式のことである。、URL、ユニフォームリソースロケータ、ユー‐アール‐エル
vase [véɪs] : 花瓶、(装飾用の)つぼ
volt [vóʊlt] : ボルト、ボルト、巻き乗り
whiter [ˈwaɪtɝ] : white(白い)の比較級
マトリックスの気になる英単語、英会話
coppertop *** スラングの一種:乾電池
マトリックスのテーマソング・挿入歌など
曲名:Wake Up(ウェイクアップ)
アーティスト名:Rage Against the Machine(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)
このバンドもロックの歴史に革命と、その後のミュージックシーンに大きな影響を与えたバンドの1つだろう。無骨なロックサウンドに、まるでクラブミュージックを思わせるデジタル音、強いメッセージを込めたラップに、空気を震わすシャウト。これで気持ちがたぎらないやつはロックを聞くな、と言わんばかりに心を煽ってくる。
劇中でも流れるシーンがあるが、そもそもこの映画の監督、脚本を務めるウォシャウスキー兄弟は、この名曲を聴きながら、大部分の脚本を書いたというほど、影響を受けた曲と言われている。本映画が好きな人は、是非この名曲もじっくり味わってほしい。
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