ヒューマンドラマ映画、ラブストーリー映画は数多くありますが、本映画「The Notebook – きみに読む物語」をその一括りでまとめてしまうにはもったいないと感じる、とても素晴らしい作品です。
また、17歳のヒロイン、レイチェル・マクアダムスが演じるアリーの自由奔放さと素直で真っ直ぐなところ、主人公のライアン・ゴズリングが演じるノアの遊び心がありながらも純粋で落ち着いた態度、このカップルが素敵です。17歳の夏、人を好きになるってこういう気持ちだったかと思い出させてくれる名作です。
物語の舞台は、1940年のアメリカ南部シーブルック。ノアの生きる場所とあり、アリーにとっては両親が所有する別荘地。これだけでも2人の住む世界が異なることが分かりますね。
あらすじや出演キャストについては他のサイトでも確認できますので、このコンテンツでは、「The Notebook – きみに読む物語」を英語で見るための英単語リストもまとめてありますので、ぜひご利用ください!
きみに読む物語の動画・名言
きみに読む物語の監督、出演者等
監督:Nick Cassavetes(ニック・カサヴェテス)
脚本:Jeremy Leven(ジャン・サルディ)
原作:Nicholas Sparks(ニコラス・スパークス)
出演者:Ryan Gosling(ライアン・ゴズリング)、Rachel McAdams(レイチェル・マクアダムス)、James Garner(ジェームズ・ガーナー)、Gena Rowlands(ジーナ・ローランズ)、James Marsden(ジェームズ・マースデン)、Kevin Connolly(ケヴィン・コナリー)、Sam Shepard(サム・シェパード)、Joan Allen(ジョアン・アレン)等
公開日:2004年6月25日(日本:2005年2月5日)
上映時間:123分
制作会社:Gran Via(グラン・ビア)
きみに読む物語の見どころ
親が子供の心配をするのは当然だし、自分が育てている間、結婚した後でも不自由な生活はさせたくないと思うのは当然だろう。でも、その思いを押し付けるのとは違うのではないだろうか。
アリーの母親であるアンも、25年前に駆け落ちをしており、砂利工場で働く男の姿を見せながら告白し、涙していた。あのまま彼と暮らしていたら、とは言葉では言いつつ、その涙はなんなんだろうか。さらに何度もこの砂利工場へ来ているとも。それはどんな気持ちなのだろうか。その男を憐れむ気持ちなのだろうか、今の裕福な暮らしと比べ、あのまま彼と暮らしていたことを想像してゾッとしているのだろうか。そんな涙には見えなかった。
当然主人公の2人の素敵なシーンは数多くありますが、そのシーンはとても考えさせられるシーンでした。そして母親はちゃんとノアの元に送り返し、ちゃんと保管されていたノアからの365通の手紙もアリーに手渡すのです。最後にはアリーの気持ちを尊重させたんでしょうか。あの涙の答えは分かりませんが、とても素敵なシーンでした。
きみに読む物語に出てくる英単語
全ての英単語数:約9,299個
英単語の種類:約1,371種類
チェックしておく英単語リスト:101個
この単語リストを先にチェックしておけば、映画「きみに読む物語」の英語も自然に聴こえてきますよ!
agony[ˈægəni] : (精神または肉体の)激しい苦痛、もだえ苦しみ、苦悩、もがき、(感情の)激発
angina[ændʒάɪnə] : アンギーナ、扁桃炎(へんとうえん)
arrogant[ˈærəg(ə)nt] : 横柄な、傲慢(ごうまん)な、尊大な
awakens[ʌˈwekʌnz] : awakenの三人称単数現在。寝覚め、 アウェイクン
bark[bάɚk] : (…に)ほえる、(…を)どなる、ズドンと鳴る、(商店・見せ物などの)呼び込みをする
barn[bάɚn] : (農家の)納屋、物置、牛(の飼料)小屋、電車車庫、がらんとした建物、バーン
bawl[bˈɔːl] : (…を)叫ぶ、わめく、どなる、どなりつける、どなってなる
bishop[bíʃəp] : 司教、監督、主教、ビショップ
blazing[ˈblezɪŋ] : 燃えている、焼けつくような、まばゆい、焼けるように、見えすいた、明白な、ひどい、激しい
carousel[k`ærəsél] : メリーゴーラウンド、回転木馬、(空港で乗客の荷物を運ぶ)回転式コンベヤー
cc’s[ˈsiˈsiˈɛs] : 接触複合走査; 中央制御局; 死傷者処理所
chestnut[tʃésn`ʌt] : クリの実、クリ(の木)、セイヨウトチノキ、クリ材、くり色、くり毛(の馬)、陳腐な話、古くさいしゃれ
chilly[tʃíli] : (寒くて震えるほど)冷え冷えする、うすら寒い、ひんやりとした、寒けがする、冷淡な、冷ややかな、ぞっとさせる、スリラーの
clobbered[ˈklɑbɝd] : clobberの過去形、または過去分詞。容赦なく(幾度も)打つ、 殴り倒す
cocky[kάki] : 気取った、うぬぼれた、生意気な
coincidence[koʊínsədns] : (出来事が)同時に起こること、同時発生、一致、合致、偶然の一致
complications[ˌkɑmplʌˈkeʃʌnz] : complicationの複数形。複雑、 (事件の)紛糾(ふんきゆう)、 混乱
contemplating[ˈkɑntʌˌmpletɪŋ] : contemplateの現在分詞。じっくり考える、 熟考する、 熟慮する
contradict[kὰntrədíkt] : 否認する、否定する、(…が)正しくないと言明する、反対する、逆らう、(…と)矛盾する、矛盾したことを言う
creek[kríːk] : 小川、クリーク、(海・川・湖の)(小さな)入り江、…浦
decanter[dɪkˈænṭɚ] : デカンター
defiance[dɪfάɪəns] : (公然たる)反抗の態度、(命令などに対する公然たる)反抗、無視、侮り
degenerative[dɪdʒénərèɪṭɪv] : 退化的な、退行性の、変性の
dementia[dɪménʃ(i)ə] : 痴呆(ちほう)
deployed[dɪˈplɔɪd] : deployの過去形、または過去分詞。展開する、 配置する
depot[díːpoʊ] : 停車場、駅、バス発着所、貯蔵所、倉庫、兵站(へいたん)部、連隊本部
devastated[ˈdɛvʌˌstetʌd] : devastateの過去形、または過去分詞。荒らす、 荒廃させる
dishonorable[dìsάn(ə)rəbl] : 不名誉な、恥ずべき、つらよごしの、不徳義な、卑劣な
drooping[ˈdrupɪŋ] : droopの現在分詞。うなだれる、 たれる、 伏し目になる
drowse[drάʊz] : 居眠りする、うとうとする、ぼんやりする
duly[d(j)úːli] : 正しく、正当に、順当に、当然に、型どおりに、正式に、きちんと、十分に、時間どおりに、滞りなく
embers[ˈɛmbɝz] : emberの複数形。燃えさし、 残り火
embraces[ɛˈmbresɪz] : embraceの三人称単数現在。embraceの複数形。(愛情をもって)抱擁する、 抱き締める
enlisted[ˌɛˈnlɪstɪd] : enlistの過去形、または過去分詞。兵籍に入れる、 徴募する
eternity[ɪtˈɚːnəṭi] : 永遠、永久、無限の過去、(死後に始まる)永遠の世界、来世、(際限なく思われる)長い時間
fabulously[ˈfæbjʊləsli] : 途方もなく、驚くほど、非常に
fiddle[fídl] : バイオリン、詐欺、ぺてん
fleeting[‐ṭɪŋ] : いつしか過ぎてゆく、つかの間の、はかない
fragments[ˈfrægmʌnts] : fragmentの三人称単数現在。fragmentの複数形。破片、 断片、 かけら
frustration[frʌstréɪʃən] : 挫折(ざせつ)、頓挫(とんざ)、失敗、失望、欲求不満、フラストレーション
furious[fjˈʊ(ə)riəs] : 怒り狂った、猛烈に怒って、荒れ狂う、猛烈な、激しい
gigantic[dʒɑɪgˈænṭɪk] : 巨大な、ぼう大な、巨人のような6
glimpse[glím(p)s] : 一見、ひと目、ちらりと見えること、(…の)おぼろげな感知、それとなく感づくこと
gloriously[ˈglɔriʌsli] : 壮麗に、見事に、すばらしく、愉快に
humiliated[hjuˈmɪliˌetɪd] : humiliateの過去形、または過去分詞。恥をかかせる、 (…の)自尊心を傷つける
improbable[ìmprάbəbl] : 起こりそうもない、本当らしくない
indifferent[ɪndíf(ə)rənt] : (…に)無関心で、冷淡で、むとんちゃくで、重要でなくて、無関係で、どうでもよくて、可もなく不可もない、平凡な、まずい、劣った
inquisition[ìnkwəzíʃən] : (しばしば人権無視の)厳しい尋問、取り調べ、審理、(昔の異端審理の)宗教裁判(所)
inseparable[ìnsép(ə)rəbl] : 分けることができない、分離できない、離れられないで
irresponsible[ìrɪspάnsəbl] : 責任を負えない、責任のない、責任(能力)がなくて、責任感のない、無責任な、当てにならない、無責任で
irreversible[ìrɪvˈɚːsəbl] : 逆にできない、逆転できない、撤回できない、取り消しできない
ketchum[ˈkɛtʃʌm] : キッチム; ケッチャム
leadeth[***] : leadの古い表現
lulls[lʌlz] : lullの三人称単数現在。lullの複数形。なだめる、 あやす、 すかす
lumber[lˈʌmbɚ] : ひき材、材木、板材、(しまってある)物置の不用品、がらくた
lunatic[lúːnətìk] : 精神異常者、狂人、変人、愚人
medication[mèdəkéɪʃən] : 薬物治療、薬、薬品
merge[mˈɚːdʒ] : 併合する、溶け合わせる、(…を)(…に)溶け込ませる、没入させる、(…を)(…と)合併する
migrate[mάɪgreɪt] : (…へ)移住する、定期的に(…に)移動する、渡る
misread[‐ríːd] : (…を)読み違える、(…を)(…と)誤解する
negligent[néglɪdʒənt] : 怠慢な、不注意な、(…に)怠慢で、かまわないで、むとんちゃくな、気にしない、(…に)むとんちゃくで
nun[nˈʌn] : 修道女、尼僧
overestimated[ˌovɝˈɛstʌˌmetɪd] : overestimateの過去形、または過去分詞。過大に評価する、 買いかぶる
pensive[pénsɪv] : 考え込んでいる、もの思わしげな、憂いに沈む、悲しい、哀愁的な
physicians[fʌˈzɪʃʌnz] : physicianの複数形。医師、 (特に)内科医
plumbing[plˈʌmɪŋ] : 鉛管(類)、鉛管工事、配管(工事)、水道管敷設
portrayal[pɔɚtréɪəl] : 描画、描写、記述、肖像(画)、演技(による描写)
quail[kwéɪl] : ウズラ、ウズラの肉
rapist[réɪpɪst] : 強姦(ごうかん)犯人
reassuring[‐əʃˈʊ(ə)rɪŋ] : 安心を与える、元気づける
rebound[rìːbάʊnd] : はね返る、(…に)はね返る、戻る、立ち直 7
regain[rɪgéɪn] : 取り戻す、回復する、奪還する、復帰する、再び到着する
reincarnation[rìːìnkɑɚnéɪʃən] : 再び肉体を与えること、霊魂再来(説)、輪廻(りんね)(転生)、再生、生まれ変わり
remarkably[rɪmάɚkəbli] : 著しく、目立って、非常に、注目すべきことには、驚くべきことには
ridge[rídʒ] : 山の背、尾根、分水嶺、隆起(線)、鼻梁(びりよう)、うね、あぜ、(屋根の)棟(むね)、(高)気圧の峰
screwball[ˈskruːbɔːl] : スクリューボール、変人、奇人
senile[síːnɑɪl] : 老衰の、老いぼれた、もうろくした、ぼけた
shattered[ˈʃætɝd] : 粉々になった、損なわれた、だめになった、(気が)動転した、くたくたに疲れた
shutters[ˈʃʌtɝz] : shutterの三人称単数現在。shutterの複数形。雨戸、 よろい戸
sickness[síknəs] : 病気、病い、吐き気
sluggish[slˈʌgɪʃ] : 動きののろい、ゆるやかな、機能の鈍い、不活発な、不振な、不景気な、怠ける、怠惰な
smug[smˈʌg] : ひとりよがりの、自己満足している、いやに気取った
sophisticated[səfístəkèɪṭɪd] : (都会的・知的に)洗練された、(高度の)教養のある、凝った、インテリ向きの、世慣れた、純真でない、如才ない、(最新技術を導入して)きわめて複雑な、精巧な、高性能の
spectacular[spektˈækjʊlɚ] : 見せ物(的)の、壮観な、目覚ましい、華々しい、劇的な
spite[spάɪt] : 悪意、意地悪
squar[***] : fair-and-square:正しく正直な
stammered[***] : stammerの過去形、または過去分詞。どもる、 どもりながら言う
stuffy[stˈʌfi] : 風通しの悪い、息が詰まる、むっとする、詰まった、古くさい、旧式の、古風な、つまらない、退屈な
stutter[stˈʌṭɚ] : どもる、口ごもる
superstitious[sùːpɚstíʃəs] : 迷信の、迷信的な、迷信深い
tramp[trˈæmp] : どしんどしん歩く、重い足どりで歩く、どしんと踏みつける、(ある距離を)てくてく歩く、徒歩旅行をする、てくてく歩く
tutor[t(j)úːṭɚ] : (しばしば住み込みの)家庭教師、(大学で一定数の学生の学習などを個別的に世話する)指導教員、(大学の)助手、(未成年者などの)後見人
tympans[***] : tympanの複数形。打楽器
unanswered[`ʌnˈænsɚd] : 答えのない、返事のない、反駁(はんばく)され(てい)ない
unhappiness[ʌˈnhæpinɪs] : 不幸、不運、みじめさ、悲哀
unseen[`ʌnsíːn] : (目に)見えない、即席の、初見の
veil[véɪl] : ベール、おおって見えなくするもの、見せかけ、口実、仮面
ward[wˈɔɚd] : (同じ治療を受ける患者を収容する)病棟、共同病室、(刑務所の)監房、(都市の行政区画としての)区、選挙区、後見を受けている未成年者、被後見人
warnings[ˈwɔrnɪŋz] : warningの複数形。警告、 注意、 戒め、 訓戒
whores[hɔrz] : whoreの三人称単数現在。whoreの複数形。売春婦
willow[wíloʊ] : ヤナギ、ヤナギ材、(クリケットの)バット
きみに読む物語のテーマ
曲名:Main Theme of “The Notebook” (きみに読む物語のメインテーマ)
アーティスト名:Aaron Zigman(アーロン・ジグマン)
映画のオープニングで流れるテーマ。こんな素晴らしいロケーションで日の出に舟を漕ぐ気持ちとはどんな気持ちだろうか。この曲のように、落ち着いて澄んだ気持ちになれるのだろうか。都会では絶対に感じられない気持ちだろう。キャンプでの焚き火の音とは違って、水が波立つ音もまた人を落ち着かせる。
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